こんにちは、マコトです。40歳、転職経験4回、年収380万から、dodaエージェントで転職活動をし、1ヶ月で内定をもらいました。
ここでは、私の経験を踏まえて『dodaを使うべき人・使うべきじゃない人』、『成功の秘訣を書いた体験談』や『他の利用者の口コミ評判』など紹介していこうと思います!
30秒でわかる!dodaの特徴
まずは、doda(デューダ)の「良い評判」と「悪い評判」を含めて、dodaの特徴を分かりやすく簡単にまとめましたので、ご覧ください。
dodaを使うべき人の特徴
- 転職活動が初めての人
- 年収300万〜500万を目指したい人
- 現職が忙しく転職活動に割ける時間が少ない人
doda(デューダ)の使い方は大きく分けて以下の3つ↓
doda(デューダ)の使い方 | ||
---|---|---|
①転職サイトとして使う | 「まずは自分で求人を探してみたい」人向け。毎週月・木曜に新着求人が更新され、こだわりの条件で求人を探せる | |
②エージェントサービスを使う | 「転職って何をしたら良いかわからない」人向け。キャリアアドバイザーにカウンセリング~内定まで、面接対策など含め一貫してサポート | |
③スカウトサービスを使う
|
「忙しくて転職活動に時間を割けない」人向け。履歴書など必要書類さえ記入しておけば、あとは企業側からオファー(スカウト)を待つだけで転職活動ができる |
上記の表からもわかるように、「さまざまな転職活動パターンに合わせて活用できる」がdodaの特徴です。
「エージェントを利用する前に、まずは希望の求人があるか見てみたい」という人は転職サイトとして利用でき、「転職活動が初めて」「自分に向いている仕事が分からない」という人にはエージェントサービス、「現職が忙しく転職活動に割ける時間が少ない人」はスカウトサービスを使うことで、効率的に転職活動ができます。
また、会員の特徴として、20・30代の会員や転職回数が0~1回の登録者が全体の約7割を占めており、初めての転職で不安な20・30代に特に選ばれている転職サイトであることがわかります。
もちろん、私のように40歳であっても利用は可能です。実際に私もdodaで転職できたんで(笑)
そのため「20・30代向け」「初めての転職の人向け」として、年収300~500万の求人が特に多いです。もちろん、年収500万以上の求人も沢山ありますが、その場合はハイクラスに特化したdodaXやビズリーチを利用した方が効率良く、希望する求人を見つけられるでしょう。
dodaを使うべきじゃない人の特徴
- 地方での求人を探したい人(リクルートエージェントへ)
- 現年収が600万円以上の人(ビズリーチへ)
- IT系、かつ自分のペースで転職活動をしたい人(Greenへ)
以下の表からもわかるように、数は決して少なくないですが、リクルートエージェントと比べてしまうと地方求人が少なめであることがわかります↓そのため、地方住の方は、求人数がトップクラスのリクルートエージェントと併用して利用する方法がおすすめかと思います。
エリア | リクルートエージェント | doda |
---|---|---|
北海道・東北 | 28,277件 |
8,034件
|
北陸・甲信越 | 19,531件 | 10,777件 |
関東 | 222,720件 | 139,939件 |
東海 | 60,585件 | 36,336件 |
関西 | 71,629件 | 41,417件 |
中国・四国 | 26,880件 | 17,413件 |
九州・沖縄 | 32,230件 | 18,856件 |
また、年収が600万以上だったり、IT系希望の人は、ハイクラス転職やIT転職に特化型のビズリーチやGreenに登録するのが良いですね。
dodaでハイクラス転職やIT系の転職することももちろん可能ですが、dodaは総合型転職サービスなので、自分の目指す転職の分野が決まっている人は特化型転職サービスを利用した方が話も早いですし、効率良く転職できます。
特化型転職サービス・・・対応分野が少ない分求人が少なめだが、専門知識や業界の動向、現場のリアルな体験談が聞ける
dodaを【使うべきじゃない人】におすすめの転職サービスの特徴は以下です↓
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
|
エージェント型 | 419,019件 |
|
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スカウト型 | 99,808件 | |
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検索型 | 29,961件 | |
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dodaエージェントひどい・ブラックばかりは本当?
結論から言うと、「ブラックばかり(紹介される)」は嘘。「dodaエージェント ひどい」は、人によっては本当、です。
まず、「ブラックばかり(紹介される)」に関してですが、これは完全に嘘です。
理由として、dodaが転職者にブラック企業を紹介して転職者が早期退職をしてしまった場合、dodaは企業側へ成功報酬を返金しなくてはいけません。そうなっては元も子もないため、dodaが求職者にブラック企業を進めることは考えられません。
「dodaエージェント ひどい」に関してですが、まず以下の表をご覧ください↓
「dodaエージェント ひどい」と言われる原因 | 解決方法 |
---|---|
保有求人の内容に偏りがある |
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希望条件と違うスカウトメールや紹介求人が届く |
|
担当者がひどい | 担当者変更を行う |
書類審査が通らない | 一般的な数値に比べて書類選考通過率は低めだが、面接は通りやすい |
「書類審査が通らない」以外は、dodaに限らず、どの転職サービスでもよくある口コミ・評判の内容であることがわかります。
「書類審査が通らない」に関しては、半分正解で半分違う部分があるので詳しく解説させてください。まず、一般的に言われている書類選考通過率や内定確率をdodaと比較してみました↓
書類選考通過率 | 書類選考通過 | 内定確率 |
---|---|---|
一般 | 30~50% | 4~5% |
doda | 22.72% | 4.5~5% |
参照:doda「平均応募社数」
上記の表から分かることは、「dodaの書類選考通過率が低めだが、内定確率はほぼ同じ(むしろ少し高め)」「面接通過率が高い」という2点です。
企業に”良い人材”を紹介するために、doda側も書類選考の時点で少し厳しめに社内選考を行います。しかし、良い人材を紹介できれば企業側からのdodaへの信頼度は上がる+求職者も書類選考さえ通過できれば内定を獲得しやすくなる、というwin-winの結果が待っているわけです。
「書類選考通過率」だけに囚われるのではなく、その先の「内定確率」を確認するようにしましょう。その点で見ると、dodaは面接通過率=内定確率が高い転職エージェントだと言えます。
サービス名 | 転職サービスの種類 | 公開求人数 |
---|---|---|
doda |
エージェント型 | 218,039件 |
|
doda(デューダ)の良い口コミ評判
他社に比べて求人数と非公開求人数が多い
他の転職サイトと比較すると、非公開求人が多く感じた。探していた職種が一般的に少ないものだったので、dodaでは探しやすくとても有益に思えた。
他社と比べて求人数が一番多い。特にユーザー登録せずとも無料で求人を見られるし、採用プロセスも明確で良かった。
fugafugafuga
他の求人サイトでは見られない求人を扱っており、dodaのエージェントを通してじゃないと応募すらできない企業が多数見受けられた。営業力があるのだと思った。
以下の表からもわかるように、dodaは転職サービスの中でもトップクラスに入る求人数を保有しています↓
サービス名 | 求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 419,019件 |
doda | 218,039件 |
マイナビエージェント | 69,886件 |
ビズリーチ | 99,808件 |
ワークポート | 91,866件 |
ギークリー | 14,271件 |
ハタラクティブ | 4,399件 |
また、非公開求人の数も国内最大級の求人を誇るリクルートエージェントに次いで多い数を保有しています。
「地方住み」「他社サイトでは自分の希望の求人が見つからなかった」という人はぜひdodaに登録してみてください。とにかく求人数が多いので、選択肢の幅が広がって良いですよ。
思いもよらない企業オファーがくることによって、就活の幅が広がる
自分が全く視野に入れていなかった業種の企業からオファーが届くこともあり、求人内容を見てみると以外と良かったりして、そこから新しい選択肢が増えたことが良かった。
自分が考えてもみなかった業種からオファーが届いて、転職の選択の幅が広がりました。中身を見てみると、希望業種とは違えど、希望条件には沿っていたりして、全く畑違いのオファーがきているわけでもなく、企業探しの際に参考になりました。
企業オファーとは「企業スカウト」のことを指しています。
自分の職務経歴書を見た企業からスカウトが届くので、転職活動に割く時間がない人や自分の検索では見つからなかった企業に出会えるなどの利点があります。
スカウトの中にも企業との面談が確約=書類選考はなし!の「プレミアオファー」というのがあります。これは、企業側が「ぜひ、この人と会ってみたい!」という人に送るものなので、内定確率も通常よりも高いと言われていています。
転職活動に時間を割けない人や、紹介求人が多すぎて見切れない!なんて人は、企業スカウトを中心に転職活動をするのも良いかもしれませんね!
書類添削や面接対策など、担当者が熱心に対応してくれる
担当者からのアドバイスが手厚かった点がとくに良かったです。異業種転職であったため、「現在の経験では、今〇〇さんが目指している企業や、希望条件を全てを手にすることは難しいです。なので、まずターゲットにしている会社から少しグレードダウンして、未経験でも入れる企業で、その業界の経験を積んでから、今ターゲットにしている会社を目指しましょう。」と、とても現実的なアドバイスをくださいました。ただ単に、希望条件の企業に推薦をするだけでなく、しっかり自分の現状レベルを認識させてくれた上で、将来的に自分の希望が叶うようにキャリアプランを立ててくれるのはとてもありがたかったです。
年齢的に、転職活動に対して”どうぜ年齢のせいで企業に断られるのでは...。”と、あまりポジティブな態度を持てなかった自分に対し、終始モチベーションをあげられるよう転職をする利益や年齢など関係ないことなどを語り励ましてくれました。
キャリアアドバイザーの方が、転職活動の進め方や面接対策、書類添削など様々なアドバイスを丁寧にしてくださったので、転職活動をスムーズに進めることができました。
実際にdodaを利用した者としても、dodaの担当者の対応には満足でした。
私が特に満足だった点としては「企業が目を付ける点を理解している」です。まず、dodaの仕組みを見てみましょう↓
※doda公式サイト参照
企業の採用活動の相談や選考手続きの代行を行うリクルーティングアドバイザーと、あなたの応募書類や面接対策のサポート・転職活動の手続き代行を行うキャリアアドバイザーがマッチングを行っていることがわかります。
つまり、キャリアアドバイザーは「企業がどのような視点で求職者を見ているか」「どのような人を求めているのか」を知ることができるのです。実際に私も面接対策をしてもらった時に、一般的な面接対策ではなく、”その”企業に特化した面接対策を行ってもらえました。
また、書類添削や面接対策とは少し違う話になってしまうのですが、私の担当者の方は損得に捕らわれずに「私に合った求人を探してくる人」でした。doda以外にも他の転職エージェントに併用登録をしていた私ですが、他社エージェントの求人に対しても”客観的な意見”を常に下さりました。
「この求人なら応募してもOKですよ」と、他社求人でも損得なく教えてくれました。実際に、dodaの担当者から勧められた求人で、他社エージェントで内定まで貰えた求人もあります。
転職フェアはオンラインからの参加も可能なため、隙間時間や夜仕事終わりでも参加ができる
転職フェアがオンラインも参加可能だったため、隙間時間や夜仕事終わりに参加ができた点が良かった。また経歴書や履歴書を書く際の退職理由など他の参加者の声がその場で匿名で聞くことができたためよかった。
転職セミナーで知られる情報量が多く、転職活動にとても役に立った。特に、転職初めての人は一度は参加をしてみた方が良いと思う。頻度多く転職セミナーが行われていたので、定期的に参加して情報共有、交換ができてとても良かった。
dodaで行われている転職イベントはすべて参加無料、オンラインセミナーはスマホやPCから参加できるので、仕事終わりや隙間時間でも参加することが可能です。
dodaの転職フェアは、参加できる人はなるべく参加した方が良いです。理由としては、一気に転職活動を進めることができるから。転職フェアに参加することで、転職活動の3STEPまで進むことができます↓
- 転職を検討
- 転職の準備
- 履歴書・職務経歴書(転職フェアだけでここまで進める!)
- 応募・面接
- 内定
選考前に人事担当者や現場社員と話すことで、社風や雰囲気、自分に合った企業かどうか、価値観が合うかどうかなどのすり合わせができます。しかも、相性が合えばそのまま選考に進める場合もあり、なんとこの選考フェアを通して内定を貰った人もいるほど。
情報収集以外にも、選択肢の幅を広げる、入社後のミスマッチを防ぎたい方にもおすすめですよ。
企業オファーの中には面接一回で採用が決定する企業も多数ある
オファーが届いた企業にスカウト承諾をすると、面接1回のみで採用となるケースがあった。転職活動を早期に終了させたいと考えていたため、オファー機能から選考に進むことができるのは良いと感じた。
dodaにはプレミアムオファーというものがあり、企業が求職者の経験・スキルを見た上でオファーを送ってくるため、通常のスカウトよりも内定率が高いです。
また、プレミアムオファーは書類選考なしで面接を受けられるケースが多く、転職活動を早く終わらせたい人に向けサービスと言えます。
doda(デューダ)の悪い口コミ評判
保有求人の内容に偏りがある
地元が北海道なのですが、北海道という括りだけでも東京などの都心に比べて一気に求人数が減るのに、希望の在宅ワークで条件を絞って検索をかけると更に求人数が減って求人探しに苦労しました。地方が求人数が少ないのはどの転職エージェントでも同じだと思いますが、できることならもう少し職の幅や求人の数を増やしていただきたいです。
fugafugafuga
比較的若年層向けのサービスだったので、私には合いませんでした。年齢層に関して求人内容に偏りがあるように感じたので、もう少し幅広く扱ってほしいです。
「地方求人が少ない」「年齢によって求人内容に偏りがある」などの求人内容に関するマイナスな口コミがいくつかありました。
まず「地方求人が少ない」に関してですが、dodaはむしろ他の転職エージェントよりも地方求人数が多い方です。もちろん、求人数が最大級のリクルートエージェントと比べると少なめですが、それでも十分な数を保有しています↓
もし、dodaでも求人数が少ないと感じる、希望の求人が見つからないのであればリクルートエージェントと併用すると良いでしょう。
▼dodaと他社エージェントとの求人数比較
エリア | リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント | ワークポート |
---|---|---|---|---|
北海道・東北 | 28,277件 | 8,034件 | 7,937件 | 8,497件 |
北陸・甲信越 | 19,531件 | 10,777件 | 6,155件 | 5,912件 |
関東 | 222,720件 | 139,939件 | 17,998件 | 43,905件 |
東海 | 60,585件 | 36,336件 | 8,239件 | 12,781件 |
関西 | 71,629件 | 41,417件 | 10,897件 | 15,673件 |
中国・四国 | 26,880件 | 17,413件 | 8,311件 | 8,194件 |
九州・沖縄 | 32,230件 | 18,856件 | 9,159件 | 8,883件 |
次に「年齢によって求人内容に偏りがある」ですが、実際に40歳でdodaを利用した私の感想は、年齢で制限されていると感じる求人はありませんでした。
たしかに、dodaは20・30代の若者を中心に登録されている転職サービスなので、20・30代向け=「経験がまだ浅くてもOK、未経験OK」な求人が沢山あります。
それに比べ、40代以降になると、マネジメントスキルやその他の高いスキルを求める企業も多く、自分が持っているスキル以上を求める求人が多くなってくる=「年齢層が高くなると、求人数が少ない」と感じる人も多いです。
私は、年収UPは望まずに、前職と同じ職種内での転職活動を行いましたので、ものの1カ月でdodaにて内定を貰えましたよ。
もし「若者層向けの求人で自分には合わないなぁ」と感じるようであれば、30・40代向けのミドルの転職やスキルがある人向けのビズリーチも良いかと思いますよ。
希望条件と違うスカウトメールや紹介求人が届く
全く希望していない業種や職種からも関係なしにスカウトが届きました。また、自分では絶対に入れないような大手企業からもオファーが届くので、自分の職務経歴書などをしっかり見ていないのかな、とも感じました。
担当の方に希望職種を伝えても、なかなか希望通りの会社を紹介してもらえず、希望しない会社ばかり紹介された。結局、自分で探す方が希望条件に合った求人を早く見つけられた。
紹介してもらえる件数は多いが、設計職希望と書いてもドライバーや建設、サービスの仕事などのオファーが多かったりと希望条件と違うスカウトメールが届くことがあった。また、スピード感が無く、一次審査通過まで1ヶ月かかることもあったりした。
転職エージェントの悪い口コミ・評判あるあるの「希望条件と違う求人を紹介される」ですね。因みに、「ブラック企業を紹介された」という口コミ・評判もあったのですが、それはdodaではありえないと考えて大丈夫です。
理由として、転職エージェントがブラック企業を紹介し、転職者が早期退職をしてしまった場合、転職エージェントは企業側へ成功報酬を返金しなくてはいけません。そうなってしまえば、元も子もないので、まずあり得ないと考えて大丈夫でしょう。
自分の希望職種や希望条件と違う求人を紹介される原因としては以下の2つが考えられます↓
理由 | 解決方法 |
---|---|
担当者が求職者の希望条件を正確に把握していない |
以下の点を担当者と再度すり合わせする。
|
求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない | 希望条件を減らすか、自分の経験・スキルに合った転職サイトを探す |
dodaではないですが、他の転職エージェントで「現職の残業時間が多いので、少なめの企業が希望ですかねー」くらいの温度感で担当者に伝えたら、平均残業40/月みたいな企業をいくつか紹介され(違う、違う!)ってなったことがあります。
「求職者の経験・スキルだと希望条件に沿った求人を紹介できない」に関しては、極端な例ですが、例えば希望条件が「異業種転職(未経験)、年収800万、地方住み希望」の場合、全て当てはまる求人を探すのほぼ無理なので、一番探しやすい希望条件を元に求人を紹介されている可能性があります。
どちらにしろ、現状把握のためにまず担当者へ相談するのが良いですね!
担当の人によって対応に差がある
初めの電話カウンセリングの際、退職理由がハラスメントだったため、早く転職活動をしたい気持ちは山々だが、新しい企業へ応募する際にまだ精神的に気持ちに波があるので自分のペースで転職活動を進めたい旨を伝えましたが、それでも転職活動を急かすような言い方をされました。人の気持ちを汲み取ってくれない人だな、と残念な気持ちになりました。
大手企業なので、一人の担当者に対して複数の求職者がついていることは重々承知ですが、業務がバタバタしているせいか自分に対しての対応が後回し、雑のような印象を持ちました。担当者が良いという口コミを見ていたので、やはり人よって差があるんでしょうね。
これも正直、どの転職エージェントを使っても担当者と合う・合わないは起きてしまいます。
「転職は初めてで、エージェントのサポートが必要」という人であれば、「担当者と合わない」と感じた時点ですぐに担当者変更を行うと良いでしょう。その場合は、同じような担当者に合わないためにも”どういった点が合わなかったか・不満だったか”をしっかりと伝えましょう。
逆に、「転職活動は初めてじゃない」「職務経歴書は完璧。一人でも転職活動ができる」というような人であれば、ビズリーチなんか良いかもしれませんね。ビズリーチはスキルがある人が有利となる転職サービスですが、「自分の職歴を元にきたスカウトの中から、良さそうな担当を選ぶ。合わなければブロックして次。」ができるので、楽かと思います。
企業の書類審査に通らない
書類選考でお見送りとなるケースがあまりにも多く、落選者には連絡も遅いです。もう少し企業のニーズや詳しい条件面を募集要項に詳細に記載してた方が良いと思いました。
求人数が多いのは良いのですが、沢山応募してもほとんど書類選考で落選してしまいました。私の経歴やスキルの問題も多少はあると思いますが、他社転職エージェントで同じ会社に応募した時は書類選考が通ったこともあったので、dodaの書類選考は厳しいのかなと感じました。
スカウトメールをもとに応募しても書類選考落ちだったり、経験したことや経験年数が条件とそんなに隔たりがないはずなのに、書類がなかなか通らなくて悔しい思いをした。dodaに対して期待値が大きかった分かなり失望した。
まず、一般的にな書類通過率が30~50%と言われており、内定確率は4~5%と言われています。(20~25件応募して一件内定獲得の計算)
dodaの書類通過率や内定確率については公表されていませんが、だいたい同じぐらいかと思いますよ
まず「dodaだから書類選考率・内定率が低くなる」ということはありません。企業は、人柄やスキル・経験を見て採用をしているので、転職エージェントによって通過率に差が出ることは考えられません。
書類審査の時点で落ちてしまう人は以下の3点を確認してみてください↓
- 一般的にな書類通過率が30~50%であることを念頭に入れる
- 自分のスキルや経験が応募条件に達していない・もしくはギリギリ(→経験・スキルが高い人ほど優先して書類通過するため)
- 履歴書・職務経歴書の書き方などに問題がある(→書類に不備がある可能性がある)
実は、私も書類通過率だけを見ると一般書類通過率よりも低かったですが、内定確率を見ると一般的にな内定確率よりも高い結果に。書類通過率だけに捕らわれずに、その先の”内定”に目を向けることも大事。
厳しい書類審査を通過した企業では内定を貰える確率も高いと考えられるので、上記3点に注意しながら、なるべく可能性のある求人には応募していきましょう。
【体験談】40歳男性/年収380万/転職回数4回/dodaで転職活動したら1カ月で内定をもらえた話
ここからは、実際にdodaに登録してから内定まで貰った私のリアルな体験談についてご紹介していきます。
dodaは「20代~30代向けの転職サイト」というイメージを持っている人もいると思いますが、実は年齢に偏らず幅広い求人を取り扱っています。
その例として、私は40歳からdodaで転職活動を始め、なんと約1カ月という驚異の早さで内定を獲得!そんな私が内定を貰うまでにどのような経緯だったかをお話していきますね。
▼体験談内容
- 紹介求人の中身/希望条件にあっていたか
- 担当者の対応
- 内定までかかった期間
私の転職当時の状況 | ||
---|---|---|
年齢 | 40歳 | |
転職回数 | 4回 | |
希望職種 | 業種は不問。人事総務職(管理部門)、人事などバックオフィス系の事務・システム設計業務 | |
希望条件 | 希望年収350~400万円(できれば前職から年収を下げたくない) 残業時間を減らしたい(前職の残業時間が60~80時間/月 みなし残業の超過分は支給無し) |
|
転職状況 | 同職種の転職 | |
経験・スキル |
|
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当時の年収 | 380万 |
私が「何故、転職を決意したか」を簡単に紹介しておきますね。
私の年収を見て「40歳にしては少ない」と感じた方もいらっしゃると思いますが、私の場合、独身かつ地方住みですので、特に前職での年収でも問題なく生活はできていました。
ただ、とにかく残業時間が多いことがネックで「40歳にもなったし、もっと自分のために時間を使いたい」と思いから転職を決意。また、「40歳は転職が難しい」という話を聞いていたのですが、年収UPが目的じゃない+前職と同じ人事総務職に転職希望(=今まで培ってきた経験・スキルもある)ことから、そこまで難しい転職ではないだろうと思い転職に踏み込みました。
1か月間で紹介された求人数は18件。絶対条件は外さず、それ以外の希望条件は基本的に合っている求人
私はdodaで約1ヵ月間転職活動をした中で、18件の求人紹介をしてもらいました。
私の希望条件に対する求人紹介の内容としては、以下の表の通りです↓
希望条件 | 紹介求人内容 | |
---|---|---|
業種 | 不問。可能であればIT・サービス業・建設業界希望 | 4件/18件 IT・サービス業・建設業界関連 |
職種 | 人事総務職(管理部門)、人事などバックオフィス系の事務・システム設計業務 | 18/18件 全件希望通り |
年収 | 350~400万円 | 300~500万 |
絶対条件 | 残業時間を減らしたい(前職の残業時間が60~80時間/月 みなし残業の超過分は支給無し) | 10h~20h/月 |
業種に関しては基本的に不問、可能であればIT・サービス業・建設業界希望という旨を担当者に伝えていたので、紹介求人の約2割がIT・サービス業・建設業界関連の求人でした。
上記の表からもわかるように、絶対条件の「職種/残業時間を減らしたい」を網羅した上で、その他の業種や年収に関しては、基本的に希望通りの求人内容という結果となりました。
dodaでは、求人紹介の前に、担当者と求職者が転職の軸や求める業種・希望条件などの情報をすり合わせるためのキャリアカウンセリングを行います。
このキャリアカウンセリングは本当に大切で、ここで「絶対条件」のすり合わせが担当としっかりできていないと、「希望条件に全く合っていない求人が紹介される」という事態が起きます。
実際に、私も他の転職エージェントで「残業時間が多いので、少なめの企業が希望ですね~」くらいの温度感で担当者に伝えた時に、平均残業40/月みたいな企業をいくつか紹介されたことがあり「カウンセリングに2時間も割いた意味...」と悲しくなりました。
そのため、私はdodaのキャリアカウンセリングでは”はっきり”と、「残業時間を絶対に減らすための転職です。MAX20時間です。」と伝え、その成果あってか、キャリアカウンセリング後に紹介してもらった求人はどれも自分が納得のいく求人でした。
結果として早く転職活動を終えることができたので、自分の時間を無駄にしないためにも、しっかりと自分の転職の目的や軸を準備した上でキャリアカウンセリングに挑みましょう。
▼私が紹介してもらった求人例|総務・年収402万~・残業20h/月
担当者は◎!求人を強引に勧めることなく他社求人も客観的分析|ハプニングによる内定面談のリスケにも柔軟に対応
- dodaの求人を強引に勧めることなく、他社求人と比較して客観的に意見をくれた
- 「こういう書類が通りやすい」を分かりやすく説明してくれた
- 質問に対し、1日以内に電話で回答してくれた
- ハプニングにも早急に対応してくれた
私を担当してくれた担当者の印象は”適切かつ親身”。
頻繁に状況確認をしてくださる担当者で、2日に1回頻度ので、活動状況の確認や悩んでいることはないか、などの電話をいただいていました。
「え?そんなに頻繁に電話がくるの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これは私が都度、質問をしていたこともあっての頻度です。もちろん「電話は避けてメールにしてほしい」「この時間帯は避けてほしい」など、時間帯や、連絡手段を指定すれば電話が頻繁にかかってくることはないので安心してください。
他のエージェントと比べ、一番満足できた部分として、dodaの担当者は「強引に求人を勧めてくる」ということが一切なく、むしろ他社の求人に対しても客観的に分析してアドバイスを下さる方でした。
実は、過去(2018年)にもdodaで転職活動をしていた時期があり、こちらの担当者についてもらったのが今回含め2回目。他社エージェントの求人であっても、自分の成果にならないはずなのに親身に相談に乗ってくれたり本当に素晴らしい担当者さんでした。もし、また転職をしたいと思ったらdodaを第一に利用したいと思います。
書類添削や面接対策に対してもらえたアドバイスはこんなかんじ↓
- 履歴書、職歴書の書き方、よく間違える癖を指摘
- 企業の面接対策資料を元にアドバイス
- 現職に退職を伝えるタイミング、退職面談での回答で注意べき点のアドバイス(退職時期の延期希望に対する回答方法、退職金有無の確認など)
- 他社の選考状況(転職活動の軸、何を軸に各社エージェント比較をしているか)
dodaは流石の大手転職エージェントという印象。多くの実績を元に「こういう書き方や回答の方が選考に通りやすい」というアドバイスを、ものの10分程で電話で分かりやすく説明してくれました。
書類添削・面接対策は電話で対応
書類添削は、事前に提出していたデータを見ながら電話面談にて修正すべき点をサクッと伝えられました。
その際に、dodaの担当者は「経歴を説明する時は数字を使って説明する方が企業に私の魅力・業績が伝わりやすい」「よく間違える癖や書き方」などをしっかりと説明していただけました。
面接対策に関しては、企業面接での予測質問が記載された面接対策資料へ事前回答し、その回答内容に対して電話でアドバイス。
▼筆者の実際の面接対策資料
今まで行ってきた業務を中心に回答する予定でしたが、担当者から「募集ポジションに対する自分のアピールポイントと、自分の強みを中心に話すのが望ましい」という指示を受け、以下へ修正しました。(ゼロからイチをつくる仕事をしてきた成功体験や、人事制度の導入~運用実績があるなどを中心とした回答へ変更)
ハプニングによる内定面談のリスケにも柔軟に対応
内定が決まり、いざ内定面談という日に、なんと同居する親族が急病で倒れるというハプニングが起きました。
すぐに担当者に面談キャンセルの電話連絡すると、担当者はすぐに企業へ面談キャンセルの連絡、その後は私と企業の状況を配慮した上でのWEB面談の提案などを柔軟かつ迅速に対応してくれました。
因みに、私が取った「担当者へ電話連絡」という行動は、当日キャンセルをする上でとても重要です。
メール連絡のみだと、担当者がミーティングや外出などでメールをチェックできていない可能性があります。緊急事態での当日面接キャンセルは必ず電話で担当者へ連絡しましょう。
▼dodaの担当者から筆者への返信
18件全件応募し、2週間で内定1件獲得
私はdodaで18件全ての紹介求人に応募し、その内書類選考・内定共に選考が通ったのは1件でした。
私が内定を獲得するまでのプロセスは以下です↓書類選考通過~内定までちょうど2週間で獲得することができました。
- 1月14日 書類通過
- 1月20日 1次面接
- 1月21日 1次選考通過連絡
- 1月26日 2次面接
- 1月28日 2次選考通過連絡=内定決定
まず選考通過のメールが先きて、その後に日程調整の電話がきました。その場で即答できない場合は、期限を本日中~明日午前中には候補日を出すように指示を受けました。また、候補日に関しても、企業側の採用時期や他の候補者を考慮した上で1週間以内に候補日を出すように言われました。
一般的に、書類選考率は30~50%、内定獲得率は4~5%、つまり25件応募して1件内定をもらえる計算なので、私の書類選考率・内定獲得率は、スキルや経験面からして打倒、むしろ高い数字だとも言えます。
高い数字だったと言える理由として、一般的に以下にあてはまる人は選考通過率は通常に比べて低くなる傾向にあります。
選考通過率が低くなる要因 | ||
---|---|---|
年齢が高い | 年齢が若いほど企業に貢献してもらえる年数が長くなり、かけた教育コスト以上のメリットを得られると企業は考えるため、一般的には若い応募者ほど有利になる傾向がある。 | |
転職回数が多い | 20~30代は2~3社、40代は4社、50代は5社までが許容範囲。これ以上は「すぐに退職するだろう」という印象を持たれがち。 | |
経験・スキルが足りていない | 求人が求めている経験・スキルに水準が達していない | |
人気求人にのみ応募している | 人気求人は応募者数が多く、必然的に応募者の中で一番経験・スキルが優秀な人が選抜される。その為、応募条件に達していても通過できないケースがある。 |
dodaでは保有求人に年齢制限の記載はありませんが、採用側の企業が若者を求める場合もあり、そう考えると、40歳且つ転職回数が4回の私が1カ月以内で内定が決まったのは、一般的の転職の内定確率の比べるとかなり高い通過率だったと言えるでしょう。
また、dodaは経験者採用や即戦力人材採用にも強みを持つエージェントのため、過去2社で人事総務の経験を持っていた面も早い採用に繋がったと考えられます。
私がdodaで転職に成功した3つの秘訣
まず、転職前と転職後の年収や働く環境下などのビフォーアフターについて見てください。
▼筆者の転職前と転職後の変化
転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
業種 | サービス業 | サービス業 |
職種 | 人事総務職 | 人事総務職 |
年収 | 380万円 | 402万~ |
残業時間 | 60~80時間/月(みなし残業を超過分は支給無し) | 10h~20h/月 |
絶対希望条件の「人事総務職(管理部門)、人事などバックオフィス系の事務・システム設計業務/残業時間を減らす」はしっかりとクリアしつつ、希望年収350~400万円や業種に関しても全て納得のいく転職をすることに成功しました。
実際に40歳/年収380万で約一ヵ月という早いスパンで転職を成功させることができた理由としては大きく以下の3つが考えられます。
▼筆者が転職を成功させた秘訣
- 同業種の転職だった(=経験・スキルがある)
- 年収を高望みしなかった(前職より少しあげる程度)
- 担当者からのタスクはすぐにこなした(面接対策資料や日程調整など)
同業種の転職だった
まず、「同業種の転職だった=経験・スキルがある」に関しては、転職をする上でとても大きな影響を与えます。
当然ではありますが、経験やスキルがある人を雇う方が、企業側には教育コストをかける必要がない上に、早い段階からの活躍を見込めるなど沢山のメリットがあります。
私には幸い、過去2社に渡って人事総務職の経験があったので、そこがとても強みとなりました。
「18件全件応募し、2週間で内定1件獲得」でも説明しましたが、一般的に、年齢が若いほど企業に貢献してもらえる年数が長くなり、かけた教育コスト以上のメリットを得られると企業は考えるため、若い応募者ほど有利になる傾向があります。
その為、私のようなミドル世代(40~50代)で転職を考えている人は、希望業種に対するある程度の経験やスキルが求められるケースが多くなってくるでしょう。
年収を高望みしなかった
私は元より「残業時間を減らしたい」という目的で転職活動を始めたので、年収アップについてはそこまで気にしていなかった部分はありますが、もし、私の希望年収が600万~700万だったとしたら、1カ月で内定を貰うことはできていなかったと思います。
理由として、令和4年国税庁の調べによると、年収600~700万(課長クラス)の労働者の割合は全体の中でたったの6.9%と言われており、実現難易度が高いことが分かります。
前職で年収を600~700万貰っていた経験があり、且つその報酬に見合ったスキルを提示できるのであれば話は別ですが、私の場合、経験やスキルはある程度あったものの、そこまで高い年収を稼いだ経験がないため、あまりにも高望みをするのは難しいと判断をしました。
内定先は400万スタートではありますが、実績によって500万まで年収が上がる可能性があるため、500万の年収を稼げた実績を積めたときに、また年収アップのための転職をしようかと考えています。
担当者からのタスクはすぐにこなした
私は担当者からの返信やタスクはすぐに返信しました。(遅くとも、2日以内には返信をするよう心掛けていました!)
転職活動をする上で、職務経歴書だったり、面接対策資料の記入だったりと、考えながら記入をしなくてはいけない書類やタスクはつきものです。
特に仕事をしながらの転職は本当にこれらの作業が面倒+疲労で「明日やろう」という気持ちでいると一生やりません。
企業面接の日程調整や書類作成が面倒な気持ちは痛いほどわかります。しかし、これらの作業は自分の為に行うもので、先延ばしにすればするほど内定は遠ざかっていきます。
どんなに疲れていても面倒でも「2日以内には絶対に返信する」とマイルールを決めると、早く内定を獲得する近道になりますよ。