女性が輝く株式会社IRIS|ライフステージの変化を支える支援制度と成長環境とは

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社IRIS(アイリス)にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

「BE AMBITIOUS」をコアバリューに掲げる株式会社IRISは、日本最大のタクシーメディア「TOKYO PRIME」を運営するモビリティ×アド・テクノロジーを掛け合わせた、サイネージメディアの開発および広告の販売をする企業です。事業規模は全国35都道府県、71,000台にまで拡大し、急成長を続けています。

実力主義の文化が根付き、性別や年齢に関係なく、若手でも重要なポジションで活躍できる環境が整う同社は、女性が全社員の57.6%を占め、育児との両立支援も充実。多様な働き方を実現できる職場として注目を集めています。

今回は、株式会社IRISの社内文化や働き方について、セールスマネージャー兼PR部署マネージャーの木全さんと、Golfcart Visionグループセールスマネージャーの内田さんにお話を聞かせていただきました。

本日お話を伺った方
株式会社IRISSales Group Manager PR Group Manager木全さん

株式会社IRIS
Sales Group Manager PR Group Manager

木全さん

株式会社IRISGolfcart Vision Group Sales Manager内田さん

株式会社IRIS
Golfcart Vision Group Sales Manager

内田さん

IRISは半数が30代。実力主義で輝く若手社員

株式会社IRISSales Group Manager PR Group Manager木全さん
▲インタビューに応じてくださった木全さん。若手でも実力次第で重要なポジションに就けるIRIS

編集部

木全さんは現在、セールスとPR両方のマネージャーを務めていらっしゃいますが、御社に入社された経緯と、このポジションに至るまでの道のりを教えていただけますか?

木全さん

社会人歴が11年目になる私は、当社の親会社であるアド・テクノロジーを開発する株式会社フリークアウト・ホールディングスに中途入社し、2020年7月にIRISに出向というかたちで勤務しています。現在はセールスマネージャーとPR部署のマネージャーを兼務し、チームの数値管理やメンバーのタスク管理のほか、今後の方向性の策定などを担当しています。

編集部

チームの体制や、マネージャーとしての具体的な業務内容を教えていただけますか?

木全さん

1年ほど前にマネージャーに就任し、現在8人という少人数のセールスチームを率いています。このポジションは私にとって初めての経験です。少人数だからこそ、一人ひとりの実力が試される環境だと感じています。PRチームについては、メインで2人体制で、社長直下の部署として代表2人の承認を得ながら業務を進めています。その中で一番のやりがいは、人を育てることです。

当社は実力主義の文化があり、年功序列ではありません。性別や年齢に関係なく、実力や成果で評価される環境なので、それぞれの能力が発揮できる環境を整えることを意識し、日々の業務にあたっています。

編集部

これまでの業務の中で、印象に残っているエピソードがあればぜひ、お聞かせください。

木全さん

私が当社に転籍してきた際、セールスで成果を残すことができたら新しくPR部署を立ち上げさせてほしいと交渉したことが印象に残っています。PRに関してはほぼ未経験でしたが、実際に成果を出し、新規部署の立ち上げを任せてもらえました。

PR部署の立ち上げを希望した1番の理由は、自分のキャリアの幅を広げたいという思いです。当社では、新しいことへのチャレンジを応援してくれる文化があり、私自身もその恩恵を受けた一人です。

PRは会社そのものが商材になるという点で、営業のスキルを活かしながら横展開できる分野だと考えました。また、当時は社内で各個人がバラバラにプレスリリースを作成していて、承認フローも整備されていなかったため、組織として改善の余地があると感じたことも大きな理由です。

編集部

木全さんはPRの仕事は未経験だったとのことですが、スキルアップするにあたって、どのような工夫をされたのでしょうか。

木全さん

自分で勉強することに加え、会社側のサポート支援を活用しました。資格取得に関する支援が手厚い当社は、受講費用やテキスト代などをサポートしています。私自身もその制度を使ってPRプランナーの資格を取得し、現在も資格取得やインプットを継続的に行っています。また、セールスチームのメンバーも法務検定やビジネス検定などを受けて、日々の業務に活かしています。

女性管理職率38.5%!育児と管理職を両立する女性社員

株式会社IRISGolfcart Vision Group Sales Manager内田さん
▲インタビューに応じてくださった内田さん。産休・育休後も、希望に応じた働き方とポジションで活躍している

編集部

御社は女性が半数以上を占めていると伺いました。具体的な男女比率や管理職比率についてお聞かせください。

内田さん

社内の男女比は男性42.4%、女性57.6%で、女性の方が多い職場です。管理職については男性8人、女性5人で、女性管理職比率は38.5%となっています。

編集部

女性の活躍は数字にも現れていますが、育児をしながら働かれている方も多いのでしょうか。

内田さん

私自身がその1人で、当社で初めて産休・育休を取得しました。これまで2回の産休育休を取得し、今年4月に復職したところです。また、管理職メンバーの多くが既婚者で、子供がいる者も多くいます。

編集部

最初の産休取得者という点で、意識されていたことはありますか?

内田さん

意識したのは、遠慮しすぎないようにすることです。結構わがままも言わせてもらったように思います。あまり遠慮しすぎると、後の人たちが融通を利かせてもらいにくくなると思い、必要なことはしっかりと伝えるようにしました。必要とする配慮をお願いすることで、今後、産休・育休を取得する人たちも働きやすい環境になればと考えています。

木全さん

内田をロールモデルとし、今後、産休・育休を取るメンバーの働き方に活かしていきたいと思っています。

復職後もマネージャーへ!充実の育休復帰支援制度

編集部

内田さんが復職された際のサポート体制について教えていただけますか?

内田さん

当社で初めての産休取得者になった私は、復職時に副社長と1対1の面談をし、今後の働き方について丁寧にヒアリングをしてもらいました。

具体的には子供が小さいため、外回りが難しいことや、時短勤務を希望することなどを伝え、それを考慮した上でいくつかのポジションを提示してもらいました。その中で私の希望を伝え、社内で話し合い、現在のセールスマネージャーというポジションに就いています。

勤務はリモート中心。育児と仕事を無理なく両立できる柔軟な制度設計

編集部

内田さんの1日のスケジュールと、両立を可能にしている会社のサポート体制について具体的に教えていただけますか?

当社はコアタイムなしのフレックスおよびリモートワークを導入し、出社は週1回となっています(2024年11月取材時点)。復職後はフレックスと時短勤務を利用して、9時から16時くらいの勤務を基本としています。

朝は保育園の送り出し準備をし、昼休憩で買い物をして、16時には仕事を終えて夕食の準備や子供のお迎えに向かいます。必要に応じて子供が寝た後に仕事をすることもありますが、それは強制ではなく自分でスケジュールを調整しています。

上司も育児による制約を理解してくれているので、例えば急な子供の体調不良で商談に出られない場合は、上司が代わりに参加する体制を整えています。このように、全体的に理解のある者が多い職場だと感じています。

IRISに根付く、やりたいことに挑戦できるチャレンジ文化

高層階からの眺望が広がるオフィスで業務に取り組むIRIS社員たち
▲開放的なオフィスで、社員同士が気軽に相談し合える環境が整う

編集部

IRISの社内の雰囲気について教えていただけますか?

木全さん

風通しの良さや距離の近さは、当社の大きな魅力の1つだと考えています。少人数の会社なので、社長に直接意見を言える機会も多くあります。社長がオフィスにふらりと立ち寄ってくれたり、副社長と1on1ミーティングをしたりする機会もあります。「やりたい」と言えば、挑戦させてもらえる会社です。

内田さん

良い意味で距離感を保ちながら働ける環境が当社にはあります。お互いの働き方やスケジュールに踏み込みすぎず、各々ができることを最大限やれるようサポートし合う、そういう考えの人が多いと感じています。

コミュニケーション促進制度|タクシー乗車料金の補助とランチ手当

週1回の出社日に談笑しながらランチを楽しむIRIS社員。和やかな雰囲気が漂う社員食堂にて
▲週1回の出社日には、必ずランチに行くことがIRISの文化に。ランチの間は仕事の話はせずプライベートな話題で盛り上がる。

編集部

社員間のコミュニケーション活性化のための制度について教えていただけますか?

木全さん

当社独自の制度としては、GOとフリークアウト・ホールディングスの合弁会社という特徴を活かし、両親会社の福利厚生を取り入れています。具体的にはタクシー乗車費用の補助やランチ手当などがあります。

タクシーの乗車費用の補助があることで、タクシーに積極的に乗ることができ、自社媒体のタクシーメディア「TOKYO PRIME」について、「もっとこうした方が訴求力を高められるのでは?」といった議論を、普段の会話の中で自然にできているように感じます。

また、ランチ手当を活用した社員同士の食事では、自然とコミュニケーションが活発になり、親睦が深まっています。

IRISが求める人材像|自律性と挑戦心を重視

IRISのオフィスで笑顔で話し合う木全さんと内田さん
▲自由に意見を言い合える風通しの良さが特徴

編集部

御社が求める人材像や、採用で重視しているポイントを教えてください。

木全さん

自分で意思を持って行動できる方を求めています。当社は自由な社風ですが、だからこそ自ら考えて動ける人が向いていると思います。

コアバリューとして経営層から示されている価値観の中で、最も重要なのが「BE AMBITIOUS」です。一人ひとりがしっかりと意思を持って行動することが大切であるということを意味するこの価値観は、成長に不可欠な要素だと考えており、メンバーにも常に伝えるようにしています。

自分らしく働きたい方へ:IRISが提供する新しいキャリア

株式会社IRIS社員の木全さんと内田さん

編集部

それでは最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

内田さん

当社のコアバリューに「共感・共創」というものがあります。目的に向かって共感し合えるメンバーと支え合いながら、気持ちよく仕事ができる環境があります。もちろん成果を出すことは大前提ですが、家庭環境などの理由で必要以上に引け目を感じる必要はありません。

どのポジションでも、やる気と覚悟があればどんどんチャレンジできます。働きやすさを求めながら、大きな目標を持って仕事と家事育児を両立したいママさんも大歓迎です。

編集部

目的に向かって共感し合えるメンバーと共に新しいことにチャレンジできる環境は、やりがいや生きがいにもつながると思います。本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

編集後記

取材に同席された社員の方も含め、出社が週1日とは感じられないほどメンバー同士の親しさが感じられ、「風通しの良さ」が伝わってきました。自律的な姿勢があれば、社内の雰囲気を含め、男女問わずとても働きやすい環境であることも、今回のインタビューを通じて感じることができました。

この記事のまとめ

若手の活躍
  • 実力主義で年功序列ではなく、若手でも重要ポジションに就任可能
  • 成果を出せば新規部署の立ち上げなど挑戦の機会あり
  • 少人数制で一人一人の実力が試される環境
女性活躍
  • 社員の57.6%、管理職の38.5%が女性
  • 育児との両立支援が充実(時短勤務、フレックス制度)
  • 柔軟な働き方への理解があり、育児に配慮した体制あり
社風・カルチャー
  • 経営層との距離が近く、直接意見を言える機会が多数
  • 「やりたい」と言えば挑戦させてもらえる文化
  • 互いの働き方を尊重し合える環境
福利厚生
  • 資格取得支援が手厚く、受講費用やテキスト代をサポート
  • タクシー乗車費用の補助やランチ手当あり
  • 週1回の出社日(2024年11月取材時点)にはコミュニケーション促進の取り組みあり
求める人材像
  • 自分で意思を持って行動できる人
  • 目的に共感し合えるメンバー
  • やる気と覚悟を持ってチャレンジできる人

株式会社IRISの基本情報

住所 東京都港区麻布台一丁目3番1号麻布台ヒルズ森JPタワー 23階
事業内容 サイネージメディアの開発および広告の販売
設立 2016年06月
働き方 ハイブリッド勤務(出社+リモートワーク)
公式ページ https://www.iris.inc/
採用ページ https://www.iris.inc/career
募集職種 ・広告営業