ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社ウィンスリーにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。
ウィンスリーは、デジタルマーケティング分野に特化した人材サービスを展開する企業です。「三方良し」をミッションに掲げ、候補者と企業の最適なマッチングを実現しています。30代で年収2000万円を超えるコンサルタントが活躍する一方で、営業ノルマのない自由な環境と充実したワークライフバランスを実現しているのが特徴です。
今回は、そんな同社のフルリモート・フルフレックスの柔軟な働き方や、社員一人ひとりの自己実現をサポートする企業文化について、代表取締役である黒瀬さんに、お話を伺いました。
30代で年収2000万円!若手が活躍する株式会社ウィンスリー
編集部
ウィンスリーは、大手広告代理店やデジタルマーケティングコンサル会社などを対象に、採用支援を行っていらっしゃいます。デジタル分野に特化した人材サービスには、専門的なノウハウが必要なのではないかと思うのですが、御社で活躍するコンサルタントの皆様は、どのような方なのでしょうか?
黒瀬さん
30代で年収2,000万円を超えているメンバーは、デジタルマーケティング業界で経験を積んだのち、当社にジョインしました。
このメンバーは、人材紹介事業は初めてでしたが、採用や育成、マネジメントの経験が豊富で、デジタル業界への深い理解がありました。候補者と企業のニーズを的確に把握し、高いマッチング率を実現しています。それがインセンティブに直結し、年収2,000万円超えを実現しました。
また、20代後半でリーダーの役割を担って活躍するメンバーもいます。彼は、デジタルやマーケティングの業界経験はそれほど深くありませんでしたが、チームの仲間から相談を受ける、部活動のキャプテンのような存在です。現在、若手向けのデジタルマーケティング転職支援チームで活躍しています。
編集部
20代で経験が浅いコンサルタントの方が、活躍できている要因は何でしょうか。
黒瀬さん
当社のコンサルタントたちに共通していることでもあるのですが、いい意味で「おせっかい」というか「世話焼き」というか、彼らの元々の人柄が大きな要因だと思います。
1回のコンサルティング時間は45分ほどが平均とされていますが、当社では1時間から1時間半かけて行っています。「候補者や採用企業に満足いただけるマッチングを実現したい」という強い思いがあるんですよ。googleの口コミには、転職の相談をしてくれた候補者から当社のコンサルタントへいい評判が届いているようです。
先述の20代のコンサルタントは、候補者に真摯に向き合って、心からのアドバイスをしています。厳しいことも言うのだけれど、そのような姿勢がマッチングの成功につながっているのでしょうね。
▲黒瀬さんが執筆した「稼げる[デジマ人材]キャリアアップAtoZ」。ウィンスリーを通してデジタルマーケティング業界での転職を成功させた人の事例が紹介されています
ワークライフバランスを実現するウィンスリーの働き方
▲社員みんなで出かけて、ワーケーションを行うこともあります
編集部
ワークライフバランスについて伺います。御社の働き方について教えてください。
黒瀬さん
性別に関係なく、当社ではフルリモート、フルフレックスで働けます。例えば、子どもを送り迎えしたり、急な病院の受診が必要になったりしても、社内チャットツールのSlackで連絡を入れれば自由に対応できる環境を整えています。昼間や夕方の中抜けも可能です。
現在2名、小さな子どものいるママ社員がいるのですが、フルリモートでの勤務が復職を決めた理由の一つだと聞きました。時間や場所を柔軟に選べることは、特に女性社員にとって大きなメリットになっています。
編集部
復職される方へのサポートはございますか。
黒瀬さん
休暇中は、定期的なコミュニケーションを取っています。私が毎年作成している、全社員向けの資料を使って説明するほか、仕事内容の変更点や新たに追加された業務などについても、丁寧に説明しています。
産休や育休で仕事から離れていると、会社の状況が分からなくて不安になりがちですよね。そのようなことを防いで、復職でよいスタートダッシュができるようにサポートしています。
編集部
休日の取り方についてはどうでしょうか。
黒瀬さん
有給休暇は皆さんに積極的に使っていただいています。取りやすい雰囲気ですので、皆さん付与日数を使いきってくれているようです。
編集部
フルリモートをはじめとする柔軟な働き方や、きめ細かな復職サポート、有給休暇取得のしやすさなど、女性が活躍しやすい環境づくりに、力を入れていらっしゃることがよく分かりました。
働き方の特徴:営業ノルマなし。自分の裁量で自由にイキイキ働ける環境
編集部
ウィンスリーのコンサルタントさんの働き方について、特徴はございますか?
黒瀬さん
性善説の考え方で、生産性を重視した働き方ができます。まず、営業ノルマはありません。コンサルタントたちは自分の裁量で自由に働き、自分のやり方で成果を上げています。
また、ウィンスリーには「三方良し」というミッションがあり、候補者、採用企業、そして私たち仲介者の3者がともに喜べるような仕事を心がけています。
編集部
営業ノルマがない中で、メンバーの皆様がきちんと成果を出しているのはなぜでしょうか。
黒瀬さん
当社のコンサルタントは、単に高額の報酬を得ることよりも、候補者が適切な企業に転職してキャリアアップを果たすことに喜びを感じる人が多いんです。その積み重ねが結果的に、年収2,000万円を超えるような、よい成果につながっています。
私は以前に別の会社で営業マネジメントを経験しているのですが、相当ノルマが厳しかったんですよ。みんな数字に追われるばかりで、会社の雰囲気も悪かったように思います。そこで、自分で興した会社では「逆をやってみよう」とノルマのない環境にしてみたのです。
最初はどうなることかと思っていましたが、創業時から順調に成長を続けられているということは、「この環境が正解だったんだ」と確信しています。
編集部
そのような背景があって、ノルマを設定していないのですね。自分で考えて、行動したい方には、自由度が高く、イキイキ働ける環境ではないかと感じました。
セミナーから企業訪問まで、コンサルタントのスキルアップ機会が豊富
▲隔週で定例会も開催。情報共有の機会がしっかりしているのも同社の魅力。
編集部
ウィンスリーのコンサルタントさんは、どのようにして自身のスキルアップを図っていらっしゃいますか?
黒瀬さん
当社では、学びの機会を大切にしています。コンサルタントは勤務時間内でもそれ以外でも、無料のセミナーや有料のセミナーに参加できます。最近では、AI関連の知識をキャッチアップするためのセミナーに、積極的に参加しています。
また、採用企業からの情報収集も、コンサルタントにとっての重要なインプットになります。一般的な人材紹介会社では、企業担当者が1名で訪問し、その情報を社内でチームのメンバーに共有しますが、当社では候補者と直接話すメンバーも含めて、コンサルタント全員が企業訪問に参加します。
編集部
同僚から情報を共有してもらう場合と比べて、大きな違いはあるのでしょうか。
黒瀬さん
企業が求めるのはどのような人材なのか、求人票には記載されていないニュアンスまで把握できるのが大きな違いです。必要なスキルの優先度やその企業のカルチャーが知れるなど、目には見えない情報を得られます。
直接、企業側の話を聞かせてもらうのは、最も効果的なインプットで、市場感もつかめます。また、採用企業に伺い実際の雰囲気を体感し、候補者に伝えられれば転職後のギャップを少なくできます。さらに、候補者が転職後に、成長やキャリアアップできる環境も提供できると思っています。
編集部
候補者に寄り添うマッチングをされているのですね。転職後のギャップがない採用支援を実現するために、工夫されていることがあれば教えてください。
黒瀬さん
定期的に「候補者相談会」を行っています。「こういうスキルのある候補者が来たのだけど、最適な就業先はどのようなところか」という内容を、1時間半から2時間かけて、社内でディスカッションしています。
なるべく多くのメンバーで集まってさまざまな情報を共有しますので、これもコンサルタントそれぞれの成長に役立っていると思います。
▲オンラインでも頻繁に情報共有を行い、候補者にピッタリの就業先探しをしています
「おせっかい」くらいでいい。誰かのために一生懸命になれる方を歓迎
▲採用について思いを語ってくれた黒瀬さん
編集部
ウィンスリーが、採用の際に重視していることをお教えください。
黒瀬さん
デジタルマーケティング業界での経験がある方は大歓迎です。現場経験があれば、候補者のインサイト(※)や業界の課題、理想的なキャリアパスなどを肌感覚で理解できます。採用企業側の事情も理解できるため、より適切なマッチングができると思います。即戦力として活躍してくださることを期待しています。
(※)インサイト:顧客が自覚していない本音や深層心理。行動の動機になるもの。
あとは、候補者の気持ちを第一に考えられる方と一緒に働きたいですね。おせっかいなくらい、候補者に親身になれる方や面倒見のいい方、候補者のキャリアを支援したいという意欲のある方をお待ちしています。
編集部
御社に興味を持った方や、転職を考えている方に向けて、メッセージをお願いします。
黒瀬さん
デジタルマーケティング業界は、新しい分野で大きな可能性を秘めています。例えば、InstagramやTikTokなどに10年前から携わっているというようなベテランはいませんし、若手がこれから経験を積んで活躍できるフィールドです。この業界で活躍したい人材は多く、また活躍する人材を求める企業も増大しています。候補者と採用企業をサポートする私たちの事業には、どんどん拡大し飛躍していくチャンスがあると思います。
若手が力を活かせるビジネスですので、例えば未経験で入社しても、数年後にはノウハウを得てキャリアを確立し、業界セミナーに登壇するほどの成長を遂げるコンサルタントもいます。そのような若手の姿を見るのは、私たちにとっても大きな喜びなんですよ。
ウィンスリーは、社員がそれぞれに気持ちよく自己実現できる環境を用意しています。もちろん、高収入を得るのが可能ということもありますが、それ以上に「誰かをサポートする、喜んでもらえる」という自分の仕事に、誇りを持てる環境です。興味を持たれた方は是非お問い合わせください。皆さんのキャリアアップと個人の成長を、私たちは全力で応援します。
編集部
デジタルマーケティング業界の成長性と、ウィンスリーの温かいサポート体制がよくわかりました。本日はありがとうございました。
この記事のまとめ
企業文化 |
|
---|---|
ワークライフバランス |
|
評価・報酬 |
|
キャリア開発支援 |
|
求める人材像 |
|
株式会社ウィンスリーの基本情報
▲六本木のビルにオフィスがあります
住所 | 東京都港区六本木4-8-7 六本木三河台ビル5階 |
---|---|
事業内容 | デジタル&マーケティング専門人材総合会社 |
設立 | 2012年11月1日 |
働き方 |
|
公式ページ | https://w3hr.jp/ |
採用ページ | https://en-gage.net/w3hr_jobs/ |
募集職種 | コンサルタント |