企業の飛躍的な成長の要因、それを支える女性の活躍について紹介するこの企画。今回は元格闘家の代表が仕掛ける本格ストレッチ・パーソナルジム「全力ストレッチ」を運営する株式会社ザウルスを取材しました。
全国に「全力ストレッチ」を展開する株式会社ザウルス
株式会社ザウルスは、ストレッチ・パーソナルジム「全力ストレッチ」を全国に展開する企業です。元格闘家の阿佐美宏明（リングネーム：阿佐美ザウルス）氏が代表を務める同社は、恵比寿、六本木、新宿、池袋など東京都内を皮切りに、現在は直営店とフランチャイズ店を含め、61店舗を展開しています（2023年12月時点）。
「全力ストレッチ」のストレッチ技術は、阿佐美氏が独自のメソッドで編み出した「ザウルス式体幹軸調整ストレッチ」を用いており、体幹の意識を高めることによるスポーツパフォーマンスの向上など、さまざまな効果が期待されます。
| 会社名 | 株式会社ザウルス |
|---|---|
| 住所 | 東京都渋谷区恵比寿南1-17-6 コートモデリアサウス恵比寿002 |
| 事業内容 | ・リラクゼーションサロン／マッサージサロン／エステティックサロンの企画・運営 ・スポーツジム／スポーツ施設の企画・運営 ・ホームページ及びWEBアプリ等デジタルコンテンツの企画・立案・政策 ・携帯電話及びその付属関連商品の販売及び代理店業 ・市外電話サービスの利用加入者募集 ・日用雑貨／文具／アクセサリー／化粧品／食料品の販売及び輸出入 |
| 設立 | 2017年7月25日 |
| 公式ページ | https://www.zenryokuebisu.com/ |
アスリートをはじめ、美容意識が高いモデルや女優、肩こりや腰痛に悩む方など幅広い人が利用する「全力ストレッチ」のセラピストは、女性のみが在籍。株式会社ザウルスの理念である“全力上昇志向”のもと、企業と共にスタッフも成長し続けています。
2017年の設立以来、店舗数、売り上げ共に上昇している同社には、どのようなマインドを持った方が活躍されているのでしょう。
そこで今回は代表取締役の阿佐美宏明さんに、格闘家から起業家を目指した背景や、理念である“全力上昇志向”が目指すもの、キャリアパス制度などについてお聞きしました。
独自メソッド"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチとは
編集部
はじめに、ザウルスさんが運営する「全力ストレッチ」がどのようなものかお教えいただけますか？
阿佐美さん
当社の「全力ストレッチ」のベースは、現役格闘家として活動していた私が行っていた関節の可動域を広げるオリジナルストレッチ「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」です。
30歳で引退するまでは、練習のパフォーマンスアップや疲労回復、柔軟性を上げることを目的に行っていたのですが、関節の可動域を広げることは肩こりや腰痛などに悩む一般の方にとっても効果があることがわかり、メソッド化しました。
また、ゴルフや野球、サッカーなどのスポーツの基本となる肩の回旋系の運動においても、全力ストレッチは効果を発揮します。
編集部
「全力ストレッチ」にはパフォーマンス向上を目的としたアスリートの他、肩こり、腰痛に悩む方、健康や美容のために通われる方も多いと伺っております。どのような方が利用しているのでしょう。
阿佐美さん
最も多いのは40代から50代の男性で、普段お仕事をバリバリされていて、土日にゴルフを楽しむような方が多いです。また、アスリートやモデルさん、女優さん、オフィス勤務の女性など幅広い方にご利用いただいております。
ポイントは“骨盤前傾30度”。体軸安定＆手足を長く支える効果も！
編集部
「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」の特徴、ポイントについてお聞かせください。
阿佐美さん
「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」には、つま先母趾球重心と健康骨の可動域アップ、横隔膜の柔軟性アップ、骨盤前傾30度という4つのポイントがあります。中でも特徴なのが、骨盤前傾30度です。
一般的なのは骨盤前傾0度、または若干前傾気味という姿勢ですが、アスリートの観点から見ると、骨盤前傾を30度まで持ってくることで体軸が安定し、手足を長く使うことができます。これが、「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」の最も特徴的なポイントです。
ご自身の状態に応じてメニューを工夫しながら「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」を続けることで、いわばでんでん太鼓のように体の真ん中の軸だけで手足を動かせるようになります。
編集部
なるほど。ザウルスさんでは4つの定義を個人の体の状態に合わせながら、その方に合ったストレッチをレクチャーされているのですね。
「よく眠れるようになった」という声多数。続けることで効果が持続
編集部
実際にザウルスさんで「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」の施術を受けたユーザーからは、どのような反響があるのでしょう。
阿佐美さん
最も多く寄せられるのが、よく眠れるようになったという声です。「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」によって血流が多くなり、睡眠の質が改善されて疲労回復につながることがその理由です。その背景には日頃のストレスに加え、リモートの作業も増えてきた昨今、知らず識らずのうちに筋緊張（※）が高くなっていることが挙げられます。
※筋緊張：骨格筋は常に収縮し、引っ張る力（張力）が発生すること
「"ザウルス式"体幹軸調整ストレッチ」は強圧施術なので、初めて施術を受けられるお客様の中には痛みを感じる方もいますが、ストレッチを続けることで可動域が広がり、痛みは和らぎます。
また、ダイエットと同じように1回ではほぼ効果は得られないので、最低でも月2回は通っていただき、しっかり体のパフォーマンスを上げていくことをおすすめしています。
きっかけはタイ古式マッサージ。27歳で専用サロンをオープン
▲リングネーム「阿佐美ザウルス」として、K-1など多くの舞台で実績を残してきた阿佐美代表
編集部
30歳まで格闘家として活躍されていた阿佐美さんが、後の「全力ストレッチ」の運営につながる関節の可動域の重要性に気づかれたのは、ムエタイ修行の一環で単身タイに渡られた時に出会ったタイ古式マッサージがきっかけと伺っております。こちらについて詳しくお聞かせいただけますでしょうか。
阿佐美さん
25歳で単身タイに渡った当時は、ムエタイの練習を1日8時間行うという、完全なるオーバーワーク状態でした。科学的なアプローチをすることが当たり前となっている今の時代からは考えられないことですが、当時のタイにはまだ、昔の根性論が根付いていました。
そのような過酷な状況でパフォーマンスを上げるには、体の柔軟性がないと回復力が遅く、練習についていくことができません。タイ人のムエタイ選手のようになるまでバネのようなしなるキックがなかなか自分には出せないことに悩んでいた時、腸腰筋の硬さが原因であることに気がつきました。
そこで出会ったのがタイ古式マッサージです。継続的に施術を受けることで柔軟性が増したことでその重要性を身をもって実感したことをきっかけに、日本に帰国してからも格闘家と並行してタイ古式マッサージの修行を始め、27歳の時に現役を続けながらタイ古式マッサージ店「オーガニック広尾」をオープンしました。
編集部
自身の経験から柔軟性や可動域の重要性に気づき、タイ古式マッサージの専用サロンをオープンされたのですね。
現役引退後、31歳で株式会社ザウルスを起業
編集部
現役時代にオープンしたタイ古式マッサージ店「オーガニック広尾」から、現在の「全力ストレッチ」に至るまでは、どのような心境の変化があったのでしょう。
阿佐美さん
現役の格闘家とビジネスを並行して行うのは難しかったことがタイ古式マッサージ店「オーガニック広尾」を閉店した理由です。以前から30歳で現役を退いて起業することを決めていたこともあり、仕事に全振りする覚悟で「全力ストレッチ」の運営会社であるザウルスを立ち上げました。
編集部
なるほど。現役時代から引退後のライフプランを意識し、ビジネスにつながる出会いなどを広げられてきたのですね。30歳での引退は少し早すぎるように感じますが、その理由についてもお聞かせいただけますでしょうか。
阿佐美さん
17歳から格闘技を始め、27歳の時にフランスで開催された世界タイトルマッチに挑戦したのですが結果は敗戦。でも、精一杯やった結果だったので、胸を張って引退できると思ったんですよね。
そこから徐々に起業のための基盤を整え、当初の計画通り30歳で現役を引退、以降はビジネスに集中するかたちで現在に至っています。
一大ブームのヨガに付加価値を付けたザウルス独自のメソッドを考案
編集部
東京・恵比寿に1号店としてオープンした「全力ストレッチ」は、タイ古式マッサージとは異なり、阿佐美さん独自のコンセプトで立ち上げられたのですね。
阿佐美さん
おっしゃる通りです。タイ古式マッサージ店「オーガニック広尾」では当時からくびれ矯正を行っていたこともあり、スタイル維持を目的としたモデルさんや女優さんのお客様に多く通っていただきました。
矯正後に行うトレーニングをパッケージ提供していた「オーガニック広尾」は、おかげさまで一般のお客様にもご好評をいただいたのですが、私自身が施術者として現場に立つだけではビジネスとして成り立たせることは難しかったというのが正直なところです。
「忙しいけれどお金は全然残らない」これは自分が目指すビジネススタイルではないと気づき、付加価値を付けた新たな展開に着手したのが独自メソッドのストレッチを提供する「全力ストレッチ」です。
編集部
「全力ストレッチ」の付加価値とはどのようなものなのでしょう。
阿佐美さん
付加価値によるビジネス展開を考えた当時、ブームとなっていたヨガに着目しました。ヨガのインストラクターになることがリア充の象徴という風潮があり、ヨガ教室も巷に溢れていましたが、せっかく資格をとってもインストラクターは余っている状態でした。
そのような方に声をかけ、女性トレーナーだけの「全力ストレッチ」をオープンしました。当初はヨガのインストラクターに働いてもらえるように“ヨガストレッチ”とヨガに寄せていた言い方をしていたのですが、女性でも強圧でしっかりとした施術ができる本格派の店を作ろうと至ったのが「全力ストレッチ」です。
編集部
ヨガのインストラクターを「全力ストレッチ」のトレーナーとして雇い入れることで、阿佐美さんは経営やマネジメントに集中できるようになったのですね。
セラピスト育成のための「全力アカデミー」でスキームを確立
編集部
ヨガのインストラクターだったスタッフに、阿佐美さんの実体験が反映された「全力ストレッチ」のストレッチ方法を伝えるのは、大変だったのではないでしょうか。
阿佐美さん
本当に大変でした。今でこそセラピストを育成するためのカリキュラムが確立されていますが、手探り状態だった設立当初は、マインドからしっかり伝える必要があったので、とても苦労しました。
現在はしっかりメソッドができており、子会社の「全力アカデミー」でセラピストを育成、現場に出るというスキームができています。
全国61店舗を展開。ザウルスの成長要因は“フランチャイズ”と価値向上
編集部
31歳で「全力ストレッチ」1号店をオープンさせ、現在は全国に61店舗を展開されているザウルスさんですが、成長の要因はどこにあると思われますか？
阿佐美さん
2020年に開始したフランチャイズ展開が成長の大きな要因と分析します。コロナ禍による緊急事態宣言など大変なこともありましたが、広告宣伝の効果もあり、あっという間に5店舗のフランチャイズが決まりました。以降、さまざまなメディアにも取り上げていただき、61店舗までに拡大、売り上げも伸びてます。
編集部
「全力ストレッチ」はフランチャイズのオーナーさんにとって、どのような魅力があるのでしょう。
阿佐美さん
「全力ストレッチ」の顧客単価は比較的高く、高級店に位置付けられますが、フランチャイズの初期投資は抑えられていることに魅力を感じるオーナー様が多いと分析します。
コロナ禍で激安店がどんどん姿を消す中、予約が取れない高級店が生き残っているのはその価値を上げることに注力したことが理由だと考えます。「全力ストレッチ」も設立当初から“業界で一番値段の高いお店”というコンセプトを打ち出してきました。
結果、コロナ禍で若干の減少はあったものの、大きなダメージを受けることなく、事業拡大に至っています。
編集部
コロナ禍がきっかけとなり、さまざまな業界が新しいビジネスモデルを模索する中、ザウルスさんはいち早く価値の向上に着目してきたというわけですね。
“スタッフの生活と心を豊かに”。全力で上を目指すスタッフがジョイン
編集部
成長著しいザウルスさんですが、現在、何名のスタッフがジョインされているのかお聞かせください。
阿佐美さん
現場スタッフを含めると350名が在籍しています。そのうち、本社のバックオフィスを担う者は12名となっています。現場スタッフのマネジメントは直営店以外では、フランチャイズのオーナー様が行っています。
編集部
ザウルスさんではどのような理念を掲げ、スタッフを育成されているのでしょう。
阿佐美さん
当社の経営理念に、“スタッフの生活と心を豊かに”を掲げています。お客様に喜んでいただくことはもちろん、働くスタッフ自身の生活と心が豊かであるからこそ自分を大切にすることができ、周りにも良い影響を与えられる思いが込められています。
それを実現するのが、“全力''常''昇志向”です。全力で常に上を目指し続ける覚悟が必要であることを意味します。常に全力で上り続ける志を持つ者を“全力ストレッチのプレイヤー”とし、プレイヤーに多くの対価を還元し、豊かな生活を提供することが企業としての務めと考えます。
編集部
豊かになるためにスタッフは全力で努力し、それに対してザウルスさんは対価で評価、結果、顧客満足度にもつながるのですね。
阿佐美さん
おっしゃる通りです。心も生活も豊かになるためはどんな犠牲も払ってでも上がる責任があることを1番のテーマとする当社を、われわれは職業訓練校という意識で運営しています。
私のように片親で貧しく、学校もろくに出ていないといったコンプレックスを抱えた人も、やる気さえあれば豊かになれることを伝えると共に、ザウルスを「何もかもを犠牲にして頑張ることはできるのか？」と、問いただすような場所でありたいと思っています。
年収1,000万円超のスタッフも！「“今”本気でやれるか」を評価
編集部
“やる気さえあれば、豊かになれる”ということは、ザウルスさんでは社歴や年齢など関係なく、上を目指すことができるという意味でしょうか？
阿佐美さん
中卒から大卒、職歴も年齢もさまざまなスタッフが在籍する当社ですが、今までやってきたことは全て関係ない、今、本気でやれるかということのみを評価しています。
そのため、当社はインセンティブが強く、個人の売り上げなど成績を全て順位付けし、順位が上がれば給料も上がるといった制度になっています。賃金が低い健康産業において、報酬体系が良い当社には、年収1,000万円を超える者もいます。
編集部
全力で上を目指すことで、人生にどのような変化をもたらすと思われますか？また、ザウルスさんのスタッフに阿佐美さんご自身が日頃から伝えていることなどがあればぜひ、お聞きしたいです。
阿佐美さん
本気の覚悟があれば絶対に上がれるし、お金を稼ぐことで人生の選択肢が増えます。ご飯を食べるにもコンビニのご飯ではなく、2,000円のランチを食べるときの贅沢感、頑張ってきた自分へのご褒美に好きな洋服やバッグを買う、旅行に行く選択肢も生まれるでしょう。
スタッフには「両親などお世話になった人を旅行に連れて行ったり、たまの帰省時には小遣いを渡したりできる人間にならないとダメだぞ」とよく言っています。そのためには今、自分が走り切らなきゃいけない責任があるということを伝えています。
厳しいことに直面した時、人は「なぜ、こんな厳しいことをやっているのだろう」と迷い、楽な方向に行きがちです。そんな時はこのような思いを伝え、問いただすようにしています。
編集部
学歴や職歴にコンプレックスがある方にこそ、チャレンジしてほしいという阿佐美さんの思いを感じることができました。
5年で結果を出せば「全力ストレッチ」のオーナーの道も開かれる
編集部
スタッフの中には年収1,000万円を超える方もいるとのことですが、ザウルスさんではどのようなキャリア形成ができるのでしょう。バックアップのための制度などがあればお聞かせください。
阿佐美さん
当社では「5年キャリアアッププラン」を提示しています。店長など役職経験を5年の中で積んだ成績優秀者はオーナーとして出資し、店舗運営を任せるこの制度では、現在、5名がオーナーとして活躍しています。自分の努力と、周囲のサポートによって今がある姿を若手スタッフにロールモデルとして示し、連鎖させることを目的としています。
必ずしも「全力ストレッチ」のオーナーをやるのではなく、当社を踏み台にスキルを磨き、新規事業を始めることも可能です。
編集部
独立を目指すセラピストの研修制度やフォロー体制はどのようになっていますか？
阿佐美さん
「5年キャリアアッププラン」の場合、高卒で入社すると23歳前後でオーナーになる資格を得ることができます。そのキャリアパスを活かして新たに上を目指す者を育ててほしいと考えています。
年齢は大学の新卒採用と変わりませんが、5年というキャリアを積んでいるので、ビジネススキルがあります。オーナー以外では子会社の社長職に就いて店舗運営以外の事業部を任せることもありますが、根本的な理念は全て統一しています。
年齢を問わないザウルスの採用ポリシー
編集部
ザウルスさんで活躍されているセラピストのプロフィールを拝見すると、若い方が多くジョインされている印象を受けました。年齢など、採用ポリシーについてお聞かせください。
阿佐美さん
確かに若い世代が多いのですが、私自身は採用において年齢を気にしたことはありません。一番上では47歳のセラピストが活躍していますが、覚悟と強さがあれば何歳であってもチャレンジできるのが当社の特徴です。
年齢だけではなく、先ほど申し上げたようにバックグラウンドは採用に全く影響しないので、履歴書に空欄が目立つほどワクワクします。
編集部
ファッションや髪型など、施術に直接関係ない部分は基本的に自由であることも、そのような理由からなのですね。
中途採用者がもたらす新風を期待し、全国600店舗を展開予定
編集部
全ての方にチャンスを与えるザウルスさんの、今後の展望についてお聞かせください。
阿佐美さん
当社はこれまで、幹部候補の中途採用を積極的に行っていませんでした。現場で汗水を流し、頑張ってきた者を評価してきたことがその理由です。
現在はストレッチ事業の拡大に伴い、新たなメニューを取り入れることを考える中、外部の力や意見を取り入れる方針に舵を切っています。「全力ストレッチ」は全国600店舗まで拡大する予定なので、業界経験者はもちろん、他業種からのジョインも歓迎、地方採用も拡充する方針です。
編集部
成長フェーズにあるザウルスさんにジョインすることは、変化を楽しむと同時に、努力することで自分自身の成長も実感できるというわけですね。
固定概念を捨て、一歩を踏み出すチャレンジ精神を持った方を歓迎
編集部
学歴や職歴、経験の有無などがない採用ポリシーや、やる気さえあれば役職や年収も含め、豊かになることができるザウルスさんの理念に感銘を受けた読者は多いと思われます。最後に、転職を検討している方に向け、代表である阿佐美さんの思いをお聞かせください。
阿佐美さん
努力次第で何者にでもなれることをメッセージとして伝えさせていただきます。今の若い世代は現状に満足していなくても、固定概念から「こんなものだろう」とそこに甘んじてしまう傾向にあると思われます。
私自身、家庭が裕福ではなかったので、自分が外車に乗ることは一生ないと思っていましたが、自分の努力で変えられるとずっと言い聞かせてきました。その思いがないと、何をやっても同じだからです。
年齢に応じた平均所得を得ることもとても素晴らしいことですが、そこから踏み出す挑戦をする権利は、誰にでも平等にあります。その大きな一歩を、当社で実現していただけたら幸いです。
編集部
阿佐美さんの熱い思いは、働き方や生き方に不安を感じている全ての方の心に響いたと感じます。また、年齢や学歴などのバックグラウンドを問わずに、自分の努力次第で上を目指すことができるザウルスさんは、あらゆる方にとっての開かれた場所だと思いました。
本日はありがとうございました。
■取材協力
株式会社ザウルス：https://www.zenryokuebisu.com/
採用ページ：https://zn-stretch.com/recruit/