顧客に寄り添ったサービスを提供し、大きく成長を続けている企業をインタビューする本企画。今回は、中小企業支援事業やメディア事業を展開している株式会社Momentum Youthにお話を伺いました。
株式会社Momentum Youthとは
株式会社Momentum Youthは、IT導入補助金サポートや助成金コンサルティングなどの中小企業支援事業、商品の企画開発・マーケティングなどのメディア事業を手掛けています。
多くの企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)に取り組む中で、IT導入補助金の需要が高まったこともあり、毎月200~1000%のペースで成長を続けています。
会社名 | 株式会社Momentum Youth |
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住所 | 東京都品川区南大井6-16-20 品川水神ビル8階 |
事業内容 | 中小企業支援事業、メディア事業、インターネット広告事業 |
設立 | 2018年5月 |
公式ページ | https://momentum-youth.co.jp/ |
成長の要因は市場の活発化だけではありません。顧客と同じ方向を向きながら徹底して伴走する姿勢こそ、株式会社Momentum Youthが大きく成長している理由です。
同社の特徴や求める人材像について、中小企業支援事業部マネージャー(事業責任者)の中重宏太さんにお話を伺いました。
IT導入補助金サポートやブランド立ち上げサポート事業を展開
▲IT導入補助金サポート事業など中小企業を支援するビジネスを展開している(公式ページより)
編集部
初めに、Momentum Youthさんの事業内容について伺わせてください。
中重さん
Momentum Youthは中小企業支援事業、メディア事業、インターネット広告事業を展開しています。現在のところメイン事業となっているのは、中小企業支援事業とメディア事業の2つです。
中小企業支援事業については、IT導入補助金(※)サポート事業や助成金コンサルティング、会計ソフトなどのソフトウェアの販売・コンサルティングを手掛けています。
(※)経済産業省が実施している補助金制度。中小企業や小規模事業者が業務効率化のためにITツールを導入する際に、必要経費の一部を補助している。申請時は経産省が認可した「IT導入支援事業者」が申請のサポートを担う。
特に注力しているのが、ITツールを導入するためのIT導入補助金の申請サポートです。多くの企業がDXを推進していく中で、IT導入補助金への注目度が高まっています。しっかりと補助金を中小企業様に届けることを使命に掲げております。
編集部
中小企業のDXに結び付くような事業を展開されているのですね。メディア事業についても伺わせてください。
中重さん
メディア事業では、小売店などの決済業務の効率化を実現する「junkan」というシステムを展開しています。junkanとお店のレジを連携させることで、売上集計や売上伝票作成などのタスクが自動化されるのです。
また、インフルエンサーの方がブランドを立ち上げる際のサポート事業も手掛けています。香水やアロマキャンドルなど「香り」に関連するブランドを立ち上げたいというニーズがあるインフルエンサーの方に対し、商品の企画から製造、マーケティング、クリエイティブ制作、運用をワンストップでサポートしております。
編集部
インフルエンサーをサポートするビジネスについては初めて伺いました。幅広い領域でビジネスを展開されているのですね。
▲香水など香りに関する商品の企画・マーケティング事業も手掛けている
IT導入補助金へのニーズの高まりから最大で1000%成長
編集部
企業のDXが進むにつれてIT導入補助金の需要も高まっていると思いますが、Momentum Youthさんが支援する事業者様も増えているのでしょうか?
中重さん
IT導入補助金の申請について、Momentum Youthが支援している事業者様は増え続けています。Momentum Youthは毎月200~500%、最大で1000%のペースで成長できていますね。
前年の同月比で考えると、さらに大きなペースで成長しています。そのため、会社としてもIT導入補助金サポート事業に注力しているという状況です。
編集部
すさまじい伸びですね。ここまで成長できている要因としては何が挙げられるでしょうか?
中重さん
Momentum Youthが成長できている要因としては、やはりIT導入補助金に対するニーズの高まりという市場環境が大きいと思います。
なぜここまでIT導入補助金に対するニーズが高まっているかというと、IT導入補助金の知名度が上がってきたこと、そしてコロナ禍が収束してきたことが理由として挙げられます。
IT導入補助金は2017年にスタートしましたが、当初はデジタル業界の事業者が活用してきました、しかし、今では飲食業や医療業界、建設業界など、IT導入補助金を活用する事業者の業種が広がりを見せています。さまざまな業種の事業者がDXに取り組んでいるのです。
コロナ禍の収束においては、2023年4月ごろから地方の飲食店を中心に店舗への客足が戻ってきました。実店舗をお持ちの事業者様はここをチャンスと捉え、デジタル化を進めて成長していきたい、コロナ禍の損失を取り戻したいという思いを持っています。
編集部
コロナ禍前の日常が戻りつつあるという状況が追い風になっているのですね。
「誰もが変革を手にできる未来を作る」、企業の未来を作るサービス
編集部
IT導入補助金のサポート事業を手掛けている企業は数多くありますが、その中でもMomentum Youthさんの特徴や強みとしてどういったことが挙げられるでしょうか?
中重さん
Momentum Youthの特徴の一つとしては、完全成果主義であるということが挙げられます。どんなに手厚くサポートしたとしても、実際にITツールの導入ができ、補助金が事業者様に渡るという成果がなければ意味がありません。
事業者様に補助金が下りるまで責任を持ってサポートするという姿勢は、お客様から好評を得ているポイントです。
また、支援する業種を絞らず、幅広い業種のサポートを手掛けているという点も特徴として挙げられます。Momentum Youthが掲げるミッションは「誰もが変革を手にできる未来を作る」です。ITツールを導入したい事業者様だけではなく、ITツールを導入検討されているツールベンダー様へのサポートも行っております。
誰もが変革を手にできる為には、ITツールの提供者側・ツール導入希望の事業者側が一緒になり進める必要があるからです。私たちはこのミッションを胸に、サポートの手を日本全体に広げていきたいと考えています。
編集部
お客様に対して責任感を持って伴走していることが伝わってきますが、実際にMomentum Youthさんのサポートを受けられたお客様の反応はどうでしょうか?
中重さん
お客様からは、深く感謝されることが多いですね。それぞれの事業者様の期待している未来に向かって、一緒に伴走させていただくという姿勢が実を結んでいると感じます。
デジタル化を進めるためには「ヒト・モノ・カネ」が欠かせません。事業者様のサポートをしていて感じるのは、やはりお金の部分に課題を感じているケースが多いということです。
例えば、飲食店ではコロナ禍で従業員を一時的に減らしたものの、いざ営業再開となった場合に新しく人材を採用できないというケースもあるでしょう。従業員不足のなかで売り上げを増やしていくためには、デジタル化で業務効率化を図っていかなければならないのです。
しかし、デジタル化のための資金を潤沢に持っているというケースは多くありません。資金というハードルがある中、Momentum Youthはミッションの通り、誰もが変革を手にできる未来を作るためのハードルを下げるサービスを提供しています。
事業者様が描いている未来に対して、同じ方向を向いて一緒に進んでいるのです。
編集部
Momentum Youthさんのサービスは補助金申請のサポートという枠にとどまらず、事業者様の未来を作るサービスだと言えそうですね。
幅広い業種に接しながら起業までのステップを踏める
編集部
さまざまな業種の事業者様のサポートを手掛けているため、成長機会も多いように感じます。
中重さん
Momentum Youthではさまざまな業種の事業者様をサポートさせていただいているので、幅広い業種の知見が得られると思います。
お客様はいろんな業種の方々がいらっしゃいます。ITツールを提供しているツールベンダーの方々や、ITツールの導入を検討されている事業者様としては飲食業や土木業、医療系の業種、運送業、宿泊業などさまざまです。ペットサロンやウェブマーケティング会社、貿易会社といったお客様もいらっしゃいます。
そのため、将来何かやりたいことがあって、いろいろな業種を見て知見を広げたいという方にとっては、おもしろい環境にあるのではないでしょうか。経営者の方と直接お話する機会も多いので、将来的に起業したいという方は多くのことを学べると思います。
編集部
起業を考えている方にとって大きく成長できる環境にあるといえますね。
中重さん
起業を考えていなかったとしても、DXという成長市場に身を置いて自分を高めていきたいという方にもメリットがある職場だと思います。
「これから日本を背負っていく中小企業が考えていることを知りたい」「どういったビジネスモデルが成功しているか知りたい」という好奇心を持った上で、チャレンジできる環境です。
Momentum Youthには、働いているうちに自分でビジネスのアイデアが生まれて、自分で事業を始めたり社内で新しいチャレンジを進めたりといったメンバーも多くいます。
編集部
好奇心旺盛で、ベンチャー気質のある方はMomentum Youthさんに向いているといえそうですね。
働くスタイルは「必殺仕事人」、短期集中型で仕事に向き合う
▲若いメンバーが多く、フレンドリーな雰囲気にあふれている(公式ページより)
編集部
大きく成長できる環境にあることが伺えましたが、Momentum Youthさんが大切にしている仕事のスタイルについてお教えください。
中重さん
Momentum Youthでは、必要以上に時間をかけることなく短時間で高いパフォーマンスを出すことを大切にしています。イメージとしては、「必殺仕事人」です。短期集中型で、しっかりお客様に向き合っていくことを求めています。
編集部
短時間で成果を挙げるために、しっかり仕事に集中して向き合う姿勢が求められるということですね。社内の雰囲気についても伺わせてください。
中重さん
Momentum Youthは若いメンバーが多い会社です。なので、フレンドリーな雰囲気があると思います。とはいえ、ただ友達感覚で仕事をするという雰囲気ではないです。また、仕事に対してシビアすぎるという環境も良くないと思っています。
一番に考えていることは、楽しく働ける環境を作るということですね。
求めるのは「黒子の役割に徹することのできる人材」
▲「Momentum Youthは事業者様と一緒にデジタル化という文脈で日本経済を作っているともいえる」と話す中重さん
編集部
Momentum Youthさんにはどういった方が入社してほしいとお考えでしょうか?
中重さん
Momentum Youthが手掛けているサービスや姿勢に対して共感する方は、ぜひ入社してほしいです。「補助金」という言葉はどうしても堅苦しいイメージがあるため、敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、Momentum Youthは単に補助金に関する支援をしているのではなく、事業者様のチャレンジをサポートしているのです。例えると、跳び箱のジャンプ台のような存在でありたいと思っています。
Momentum Youthで働く上では、事業者様のチャレンジを支える黒子の役割に徹する姿勢が求められます。「事業者様の挑戦を下支えできるような存在になりたい」という気持ちをお持ちの方と、一緒に仕事をしたいですね。
編集部
最後に、Momentum Youthさんに興味を持っている方に向けてメッセージをお願いいたします。
中重さん
繰り返しになりますが、Momentum Youthは誰もが変革を手にする未来を作っていきたいと考えています。さまざまな業種の事業者様と一緒に、デジタル化という文脈で日本経済を作っているともいえるため、Momentum Youthは大義のあるサービスを展開しているのです。
私たちの仕事は、決して表立って注目を浴びるようなものではないでしょう。しかし、黒子に徹しながらさまざまな方の挑戦をサポートでき、さまざまな方から感謝される仕事でもあります。
「Momentum Youthの仕事に対しやりがいを感じられる」という方は、ぜひご一緒できればと思います。
編集部
日本経済を下支えするような存在になれることが、Momentum Youthさんで働く上での魅力だと感じました。本日はありがとうございました。
■取材協力
株式会社Momentum Youth:https://momentum-youth.co.jp/
採用ページ:https://momentum-youth.co.jp/recruit/