日本テーマパーク開発株式会社で未経験から遊園地業界へ!早期昇格も目指せる環境あり

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、日本テーマパーク開発株式会社にインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

日本テーマパーク開発は、栃木県の「那須ハイランドパーク」をはじめとしたテーマパーク事業を中心に、グランピングや貸別荘などの宿泊施設に関わる宿泊事業、1,500棟の別荘管理を行う別荘事業など、多角的な事業展開を行う企業です。

「将来の経営者を育てる」という明確な方針のもと、年齢や経験に関係なく、意欲と能力のある社員に大きな裁量が与えられ、若手社員の早期抜擢や未経験者の積極採用など、人材育成に力を入れています。社内横断的なプロジェクトや部署間の柔軟な異動制度により、多彩なキャリアパスを描けるのも魅力です。

今回は、同社社長室採用担当の清水さんに、若手社員の活躍事例や充実した教育体制、那須ならではの働き方の魅力についてお話を伺いました。

本日お話を伺った方
日本テーマパーク開発株式会社社長室採用担当の清水さん

日本テーマパーク開発株式会社
社長室採用担当

清水 智春さん

日本テーマパーク開発の組織:遊園地や宿泊施設など適性を見て配属

日本テーマパーク開発株式会社のTOWAピュアコテージフロントスタッフ
▲TOWAピュアコテージのフロントスタッフ。同社はテーマパーク事業のほか宿泊事業や別荘事業も展開しています。

編集部

まずは御社の事業と社員の活躍についてお話をお聞かせください。御社の社員はどのような職種を担っているのでしょうか?

清水さん

弊社は栃木県の那須にある「那須ハイランドパーク」を運営しています。このテーマパーク事業のほか、「TOWAピュアコテージ」としてグランピングや貸別荘といった多彩な宿泊施設を運営する宿泊事業と、那須高原にある別荘地「那須ハイランド」の管理を担う別荘事業も展開しています。

社員は、基本的にはこのテーマパーク事業部、宿泊事業部、別荘事業部の3つに適性や希望などをヒアリングした上で配属されます。それぞれの事業部で多くの若手が活躍していますよ。

新卒入社から2年で店舗責任者に。希望してアトラクション企画にも携わる

日本テーマパーク開発株式会社のアトラクションスタッフ

編集部

御社の若手社員の活躍について、ぜひ具体的な事例を教えてください。

清水さん

「自分でアトラクションを作りたい」という夢を持って入社した2023年度の新卒社員をご紹介します。

この社員は研修後にテーマパーク事業部のストアグループに配属され、約2ヶ月商品管理や売上分析を担ったのちにレストラングループへ異動し、現在は店舗責任者としてスタッフの管理やメニュー開発を任されています。この傍ら、上長へ参画を申し出て、2024年1月からアトラクション企画ミーティングにも参加しています。

これは、本人の強い希望が考慮されて新規事業に携わる機会を得た例です。特にお化け屋敷の改修に熱い想いを抱いており、上長から企画書の作成を任され、先輩社員と共に全体の構造をふまえてより良いアトラクションへ生まれ変わるよう改修プランの検討を行っています。

編集部

レストランの店舗責任者とアトラクション企画業務の両立は、スケジュール的に難しくないのでしょうか?

清水さん

那須ハイランドパークの営業時間に合わせて、柔軟に調整しながら働いています。9時出勤でパーク営業の準備や接客業務を行い、閉園後17時から退勤する18時までの時間帯を活用して企画ミーティングに参加したり企画書を作成したりしています。

弊社が大切にしているのは、若手が積極的に挑戦し羽ばたける環境作りです。仕事への希望や声を可能な限り実現できるようサポートしています。先輩や上長、責任者からのアドバイスも、頻繁かつ気軽にもらえるような職場環境です。

年齢・経験は関係なし。中途入社から数年で管理職までスピード昇格も

編集部

転職採用にも力を入れているとお聞きしています。中途採用の社員も未経験の方が多いのでしょうか?

清水さん

中途採用の方々に関しても、「販売や接客の経験はあるものの、ホテルのフロント業務は初めて」といったように、未経験者が多数を占めています。

編集部

中途採用で入社され、活躍されている方の働き方の例もぜひご紹介ください。

清水さん

中途入社から3年以内にテーマパーク事業部の営業部長まで昇格した30代の社員がいます。転職時はテーマパーク関連の業務は初めてでしたが、営業の現場で徹底的に経験を積み、スピード感を持ってステップアップを遂げた例です。

弊社では、“将来的に企業の社長や世界で活躍できるような人材をどんどん育て、輩出していきたい”という想いが強く、力が備わっている社員に対しては年齢や入社時期など関係なく立場を与えているのが特徴です。

社内横断の「あきんどプロジェクト」で社員それぞれが会社を変える

編集部

御社では、社員が事業部を超えて研鑽できる取り組みがあるそうですね。

清水さん

はい。2024年6月から「あきんどプロジェクト」という社内横断的な取り組みが始まりました。このプロジェクトは、テーマパーク事業、宿泊事業、別荘事業部、そしてりんどう湖の事業所から社員が集まり、8人1組のチームで週1回会議を開き、収益向上やコスト削減について意見を出し合うものです。

社歴が短い社員もどんどん発言でき、例えば紙の使用を減らすためのデジタル化提案など、具体的なコスト削減案が採択されています。このプロジェクトを通じて、他事業部の歴史や現状を知ることができ、その知識を自分の部署に持ち帰って新しい提案をすることもできます。

全社として成長を遂げるために自分の部署を超えて、他部署、事業部を理解したうえで新たな意見を出し合う取り組みは、社員への大きな刺激になるとともに、働きやすさにつながっているのもポイントです。社員一人一人が「自分たちで会社を変えていける」という実感を持てる面が支持されています

日本テーマパーク開発の制度面:OJT中心の研修で成長していく

日本テーマパーク開発株式会社のレストランスタッフ
▲テーマパーク事業部のレストランで活躍する若手スタッフ

編集部

御社は先輩や上長、責任者からアドバイスをもらいやすい職場環境と伺いました。フォロー体制や研修制度について教えてください。

清水さん

まずは、業務についてどの立場の社員にも聞きやすい・相談しやすい環境が整っているのが弊社の特徴です。現場では店舗責任者やシェフ、ベテランスタッフなどから必要に応じて都度意見をもらえますし、役員陣も現場主義を大事にしているため、毎日必ず現場にいます。

役員陣と接客をともにしながらアドバイスをもらい、その場で行動へ反映させPDCAサイクルを回せますし、メールや電話への対応もスピーディです。

さらに各部署で充実した研修制度を設けています。メンター制度を導入しており、新卒採用社員も中途採用社員も、業務を覚えるまでしっかりとサポートします。座学中心ではなく、現場で実際にお客様と接しながら学ぶ実践的なOJTがメインです。

年2回の人事査定。現場のニーズを掴んで改善に移せる人が高評価

編集部

御社で若手が伸び伸びと働ける背景には評価体制も寄与しているのでしょうか。重視されているポイントがあれば教えてください。

清水さん

弊社では年2回人事評価があり、定量評価と定性評価の自己評価をもとに上司と面談をして、最終的には役員会で昇給昇格が決定します。数値的な定量評価も大切ですが、定性評価にもきちんと重きを置き評価しています。

性格面では向上心を持っている方、“現状をいかようにしても変えたい”といった想いを持っている方の成長力は高く、スピード感を持って昇格されているように感じますね。

また、弊社は現場主義を大切にしてるので、お客様から出てくるニーズを汲み取り実行に移して振り返るPDCAサイクルを早く回せている方ほど成長・評価されている印象を受けます。

社員寮完備!別荘地や子育てエリアとして人気の那須で基盤が整った暮らしを

日本テーマパーク開発株式会社のスポーツ大会でのひとコマ
▲社員企画のスポーツ大会でのひとコマ。オンでもオフでも社員同士の交流が活発

編集部

福利厚生面で、御社ならではの制度があればご紹介ください。

清水さん

弊社では、那須ハイランドパークから徒歩3分圏内の場所に社員のための寮(独身寮)を完備しているんです。家賃は光熱費込みで2万円以下ととても経済的ですよ。入社いただくと基本的に勤務地が那須となり、転職に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、暮らしの基盤を整えられるようしっかりとサポートしています。

私自身、福岡出身で街中から那須へ来ましたが、日常生活に不便は感じません。まずは社宅で生活に慣れ、お金を貯めて山を下りたエリアにある市街地へ引っ越す社員も多くいます。

編集部

那須は別荘地だけあり、環境面の魅力も大きそうですね。

清水さん

自然が豊かな点はもちろんのこと、台風や水害の影響をほとんど受けないところも魅力です。周辺にはレジャー施設が多く、休日は同僚やご家族と楽しく過ごせる環境が整っています。

子育て環境も魅力の一つで、実際に子育てを考えて那須に移住してきた中途採用の方も多くいらっしゃいます。仕事と子育ての両立がしやすい環境だと感じています。

「人と関わるのが好き」「会社を変えていきたい」人材を募集!

日本テーマパーク開発株式会社社長室採用担当の清水さん
▲取材にご対応いただいた清水さん

編集部

御社で働く魅力について教えてください。

清水さん

日本テーマパーク開発は、事業部内だけでなく他事業部・他部署との関わりが多く、刺激を受けながら成長していける環境です。多くの社員・従業員とコミュニケーションを取りながら仕事ができますし、役員との距離も近く、オフィスですれ違えば自然に会話もします。そういった面でも働きやすいですね。

また、部署によっても異なりますが、柔軟な働き方ができると感じています。私自身、業務内容に応じて宿泊事業部のオフィスで仕事をしたり、パーク内の現場で作業をしたりと、場所を柔軟に変えながら働いています。

現場職の場合は業務の都合上、シフト制および同じ場所で働くことになりますが、事前に希望を出せば休暇を取ることも当たり前にできますし、出勤時間も固定されておらず調整できるという点では比較的フレキシブルではないかと思います。

編集部

記事の最後に、読者や転職を検討中の方へ向けてメッセージをお願いします。

清水さん

弊社は接客サービスを提供している会社ですので、人と関わることが好きな方と相性が良い職場環境です。未経験の方も歓迎していますので、まずは「遊園地って面白そうだな」といった感覚で気軽に門戸を叩いていただけたらと思います。

また、福利厚生は他社と比べてまだ発展途上の部分もありますが、先ほどお話した「あきんどプロジェクト」のように、社員自身が会社を変えていける機会が多くあります。自分のアイデアを形にしたい方、会社の変革に積極的に関わりたい方にとって、大きな可能性のある環境です。

違う分野にチャレンジしたいといった場合も、遊園地からホテル・宿泊、不動産関連まで、同じ敷地内で多様な事業を展開しているため、異動も柔軟に検討できます。意欲的な方々のご応募をお待ちしています!

編集部

本日インタビューに答えてくださった清水さんも、実は2023年度入社の若手社員と伺いました。テーマパーク事業部で販売や接客を経験したのちに抜擢され、現在は人事部で活躍されています。

このように、日本テーマパーク開発株式会社は仕事への意欲が高い社員や携わりたい業務への意志が明確な社員に多くのチャンスが巡ってくる企業だと感じました。清水さん、本日はありがとうございました。

この記事のまとめ

キャリア支援
  • 「将来の経営者を育てる」という明確な方針
  • 年齢・経験に関係なく、意欲と能力のある社員に大きな裁量を付与
  • 若手の早期登用(例:新卒2年目で店舗責任者、中途入社3年以内で営業部長)
  • 部署間の異動が柔軟で、多様なキャリアパスが可能
特徴的な取り組み・制度
  • 部署横断型の改善提案を実施する「あきんどプロジェクト」
  • OJT中心の実践的な研修制度、メンターによるサポート
  • 年2回の人事評価(定量・定性評価)
福利厚生
  • 社員寮完備(光熱費込み2万円以下)
  • 那須エリアでの勤務(自然豊か、子育て環境良好)
  • フレキシブルな働き方が可能
採用方針
  • 接客サービスが好きな方
  • 会社の変革に積極的に関わりたい方
  • 未経験者も歓迎

日本テーマパーク開発の基本情報

住所 本社:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング
事業所(勤務地):栃木県那須郡那須町/長野県大町市平/長野県上田市菅平高原 他
事業内容
  • テーマパーク
  • 遊園地等の運営及び管理
  • コンサルティング
設立 2016年5月
公式ページ https://nippon-themepark.co.jp/
採用ページ https://nippon-themepark.co.jp/recruit/
募集職種
  • テーマパーク、遊園地などの経営/企画及びコンサルティング
  • 宿泊施設などの運営管理
  • 別荘地及び別荘の管理、売買、賃貸