ITで医療の課題を解決。Mediiの多様性を大事にする働き方とカルチャー

時代の変化に合わせて、新たな働き方を実践している企業を紹介するこの企画。今回は2020年創業のベンチャー企業、株式会社Mediiにインタビュー。テレワークを積極的に取り入れているMediiの仕事に対する価値観や、どんなメンバーが活躍しているのかなどを伺いました。

株式会社Mediiとは

2020年に創業したばかりの株式会社Mediiは、医療の課題をIT技術で解決しようと取り組むベンチャー企業です。専門医がいない地域でも、専門医の知見を活かした医療を提供できる社会を作ることを目指している同社では、医師がオンラインで専門医に相談できるオンライン専門医相談サービス『E-コンサル®』や、過去の症例を”集合知化”した『症例バンク』を提供しています。

会社名 株式会社Medii
住所 東京都新宿区新宿5丁目14-12 天翔オフィス新宿三丁目202号
事業内容 ・医師向け オンライン専門医相談サービス『E-コンサル®』の提供
・医師向け 症例スライドシェアサービス『症例バンク』の提供
・医師向け オンラインセミナー『E-カンファ』の開催
設立 2020年2月20日
公式ページ https://medii.jp/

現在日本の医療現場が抱えている、専門医不足・偏在という”本質的 (Medii)”な課題を解決するためにスタートした株式会社Mediiのメンバーは、全国各地、そして海外からテレワークをして、日々業務に取り組んでいるそうです。

20代〜30代前半の若手が中心となり活躍する株式会社Mediiが大切にしているカルチャーや働き方、そして採用時に重視していることなどを伺いました。

本日お話を伺った方
株式会社Mediiの石川光雄さん

株式会社Medii
採用責任者
CSマーケティングユニット セミナーチームリーダー

石川 光雄さん

専門医の偏在を解決してより良い世界を作りたい!

株式会社Mediiの事業概要を説明する図

編集部

まず、御社の事業について教えてください。

石川さん

専門医が持つ知見を、全国の医師に向けて共有するサービスを展開しています。具体的には、医師がチャットを通じて専門医に相談し、症例相談や臨床での不安な点や疑問を解消できるオンライン専門医相談サービスの『E-コンサル』を2020年にスタートしました。

また、症例数の少ない難病や珍しい症例を通じた知見が集まり、共有できる『症例バンク』や、オンラインで開催されるセミナー『E-カンファ』を展開しています。

編集部

いずれも、専門医の知識や経験に基づく知見を医師がより共有しやすくするためのサービスという位置付けでしょうか?

石川さん

医療の世界において、診療領域がどんどん細分化し専門化していく一方で、専門医の偏在が問題になっています。例えば、東京や大阪には大きな病院も多く専門医が集中している一方で、専門医がいない地域も少なくありません。これでは専門医が多い地域で生活する方々は、早期診断や専門的な治療を受けやすい環境ですが、そうでない地域で暮らす方は受けられません。

実際にMedii代表の山田は、現役の専門医ですが、医学部5年生時に厚労省特定難病疾患と診断された難病患者でもあります。

自身の経験から、いくら自分が専門医として地元に戻ったとしても、「専門医の地域的な偏在という構造的な社会課題が改善されなければ、日本中に専門医不足に悩む患者や医師が後を絶たないのではないか」という想いからスタートしたのがオンライン専門医相談サービスの『E-コンサル』なんです。

編集部

医師個人の努力や問題意識に任せるのではなく、医療のシステムや仕組みから何か変えられないか、と考えて生まれた事業ということでしょうか?

石川さん

まさにその通りです。どこに住んでいても、同じレベルの医療を受けられるような世界を作りたいという想いが、Mediiの核となっています。

編集部

専門医不足を構造的に変えていくという、まさに私たちが安心して暮らす社会をつくるための事業を作っていらっしゃるんですね。

テレワークなど場所や時間に縛られずに働ける環境

テレワークで働く株式会社Mediiのメンバーと会議風景

編集部

医療の世界における地域格差をなくすためにさまざまな取り組みをされているMediiさんは、働く環境も場所や時間にとらわれない仕組みを作っていると伺っています。働き方についてお聞かせいただけますか?

石川さん

Mediiでは、テレワークが当たり前の働き方になっています。弊社には正社員だけでなく、副業で働くメンバーや、インターン生などさまざまなメンバーが在籍しており、住んでいる場所も、全国に散らばっているんです。だから、テレワークをできるように整備したというより、そもそも場所を選ばずに働けることを前提に組織や事業を作っているところが他の会社と少し違うところかもしれません。

例えば広報で働くメンバーは、静岡在住です。私は東京にいるので、オフィスに出社する日もありますけれども、在宅で仕事をすることも多いです。テレワークだろうが、オフィスに出社していようが、きちんとチームメンバー同士でコミュニケーションが取れて成果が出せれば構わないというのが、Mediiの社風です。

編集部

リモートワークのメンバーと、普段のコミュニケーションなどはどのように取っていらっしゃいますか?

石川さん

テキストベースではSlackなどを活用しています。また、チームの定例ミーティングや全体ミーティングは週単位で実施しています。ミーティングがない時間帯は、全メンバーが入っているSlackチャンネルのハドルミーティングにみんな参加するようにしていて、気軽に雑談などができるようにしています。

編集部

リモートワークすることが当たり前だからこその工夫や体制が整っているんですね。成果重視で仕事ができる社風も魅力的です。

勤務時間は柔軟に設定可能。海外から参画するメンバーも

編集部

勤務時間はどのように調整をしているのですか?

石川さん

いわゆる9時5時の時間帯で稼働しているメンバーが多いですが、参画メンバーには臨床医の方もたくさんいるため、医師メンバーの診療時間が終わった後のタイミングでミーティングをすることも結構ありますね。東京近郊に暮らしている社員は「コミュニケーションが取りやすいし、オフィスのほうが仕事の効率がいい」という理由で週3くらいの頻度で出社してるメンバーも多いです。

とはいえ、出社時間が決まっているわけではありません。Mediiはフレックスタイム制なので、私も朝は自宅で作業をして、ちょっと通勤ラッシュが落ち着いた時間帯に出社して、用事が済んだら早めに帰って家事をするというようなリズムで仕事をする日も多いですよ。働き方に関しては、時間も場所もフレキシビリティあふれる会社ではないでしょうか。

編集部

全国にメンバーがいるとのことですが、海外で働いている方もいらっしゃるのでしょうか?

石川さん

海外から参画してくれているのは、医師として働きながら仕事をしてくれているメンバーです。海外の大学に勤務しながら一緒にMediiの事業を作ってくださっています。

時差があると、会議などで時間を合わせるのもなかなか大変なことはありますが、事業に対するモチベーションがあり「一緒にやりたい」と言ってくださる方とは、なるべくお互いが仕事をしやすいように調整して、一緒に活動していこうと考えています。

編集部

同じ目標に向けて働く仲間が集まっているからこその働き方かもしれませんね!会社が時間や場所を縛らなくても「日本の医療業界をもっと良くする」というミッションを達成するために一人ひとりがやるべきことに取り組める組織、まさに理想的な形です。

年に2回の合宿でメンバー同士のエンゲージを高める

株式会社Mediiの合宿の様子
▲「Medii Boost Camp 2022 winter」でのバーベキューのようす

編集部

テレワークで働くなかで、社員同士のコミュニケーションや関係性を良い状態にするために、どんな工夫をしていますか?

石川さん

メンバーのエンゲージメントが高まる取り組みだなと感じているのが、年に2回開催している合宿です。メンバー同士が直接顔を合わせるので団結力が生まれますし、その後の仕事のコミュニケーションを円滑にするきっかけになっています。

編集部

どんなところで開催しているのでしょうか?

石川さん

昨年は夏と冬に開催したのですが、冬は横浜にある古民家で合宿をしました。東京近郊に暮らすメンバーはもちろんのこと、関西や広島、岐阜などいろいろな地域から集まりました。いろいろな事情で来られなかったメンバーも、オンラインで参加してもらいましたし、横浜の合宿では20人以上集まりました。

編集部

普段は離れた場所で仕事をしていらっしゃいますが、合宿などの機会も活用しながら、対面コミュニケーションも大いに活かして事業を拡大されているんですね。

多種多様な経歴を持つメンバーに囲まれて毎日が刺激的

編集部

働くメンバーも医師やエンジニアなど、バックボーンが多彩ですね。コミュニケーションを取る上で、バックボーンが異なることによる摩擦などはありませんか?

石川さん

ほとんどありません。Mediiで働くメンバーは、皆さんとてもコミュニケーションがオープンな人が多く、仕事がしやすいのも特徴かもしれません。

私自身、以前は製薬会社で働いていたので、お医者さんに対しては少しだけ苦手意識のようなものがありました。「ちょっと下手に出ないといけないのかな」という思いがあったのですが、Mediiの医師メンバーとやり取りする中で、その考えはガラリと変わりました。非常にオープンマインドで、寄り添ってくれる方が多いなと。

編集部

職種が違うと、社内外限らず「こんなこと聞いてもいいのかな」というような気持ちが生じてしまいがちですが、オープンに接してもらえると臆することなくコミュニケーションできて、仕事もしやすいですね。

石川さん

個人的にもう一つ苦手意識として持っていたのが、デザイナーやエンジニアのような、技術職の方に対するコミュニケーションだったんです。前職では、どういうふうに要件を伝えたらスムーズに手を動かしてもらえるのか、上手に伝えることができずに困った経験がありましたが、Mediiではまったく困った経験がないんです。

「何を作りたいのか」「どんな要件が必要なのか」など、こういうことをやりたいというレベルから相談できる会社の雰囲気があるので、とても仕事がしやすいです。

編集部

職種が違っても、相手の理解レベルに合わせながら噛み砕いて説明をしたり、議論できる方が多いのですね。

石川さん

すごく頭が良いメンバーがたくさんいるのもMediiの特徴です。たまに私が抽象的な相談をしてしまうと、一言でスパっと「それってこういうことだよね」と本質をついた言葉が返ってくるんです。ときに、相手の頭の良さに、悔しさを感じてしまうこともあるのですが、そういうのも含めてコミュニケーションが楽しいな、と。

編集部

それぞれが専門性を持ちながらも、その専門の世界に閉じこもることなく、違うバックボーンを持つメンバーと一緒に仕事をするカルチャーがMediiさんの魅力ですね。

20代〜30代の若手が活躍できる理由

株式会社Mediiで働く社員のミーティング風景

編集部

ベンチャー企業としてまさに成長中のフェーズであるMediiさんですが、所属メンバーの年齢層も若手が多いのでしょうか?

石川さん

そうですね、20代から30代前半中盤ぐらいがボリュームゾーンです。Medii代表の山田(代表取締役医師の山田裕揮さん)も30半ばで、同世代のメンバーが多いです。とはいえ、若手や経験を積んだベテラン世代も活躍しています。若いメンバーはインターン生や学生メンバーで、20歳くらいのスタッフもいます。ベテラン世代はだいたい40代でしょうか。

編集部

若手が活躍されている会社ということで、キャリアアップのための社内制度などはありますか?

石川さん

お恥ずかしながらまだ若いベンチャー企業なので、大企業のように整備された制度はないのが現状です。とはいえ、会社の事業が拡大していくに従って、組織としても、メンバー自身のスキルも一緒にレベルアップしていくと考えています。どちらかといえば、「すべてを用意してあげますよ」というよりも、「これから一緒に作っていこう」というフェーズだと考えています。

活躍しているのは主体性や自立性のある人

編集部

社内ではどんな方が活躍されていますか?

石川さん

メンバーは皆モチベーションが高く、前向きに仕事をしているので「こんな人が」と限定するのは難しいですね。ただ、オンライン環境下でも自らコミュニケーションを率先して取っていける人や、指示待ちではなく自分で確認して前に進めようとしてくれるメンバーは、やっぱり存在感がありますね。

役割意識を持ちすぎることなく「目的達成のためには、こうしたほうがいいんじゃないか」と考えられている人は仕事の成果にも結びつきやすいなと感じています。

編集部

自ら考えて行動できる、自立性や主体性があるような方が活躍されているのですね。

石川さん

そうですね。自分の仕事の守備範囲を超えてでも、意見を言ったりとか、前に進めようとしてくれる方が、結果的にすごく成果を出せたりとか、活躍できているのではないでしょうか。

情報はできる限りオープンにして、ビジョンや目標を共有

編集部

Mediiさんは、スピード感を大切にされているように感じます。ビジョンや目標をスピーディーに、そして確実にメンバー間で共有するためにはどんな工夫をしていますか?

石川さん

代表の山田の考えでもありますが、基本的に情報はできる限りオープンにしようというのが当社のカルチャーになっています。役員やチームリーダーで経営の中長期的な議論や、組織全体の課題の解消などをディスカッションした会議の議事録も、基本的に参加しないメンバーにも公表しています。

会議内容に限らず、基本的にどんな情報にも全メンバーがアクセスできるようにわかりやすくまとめています。

コアバリューが浸透。失敗を次に活かす「Talk&Next」

編集部

ユニークな働く環境や組織づくりをされているMediiさんですが、成果を出すためには「失敗を恐れない姿勢」も大切にされていると求人サイトにあったのが印象的です。

石川さん

当社では「カスタマーハピネス」「成果最大化」「Team Medii」という3つのコアバリューを掲げています。

その一つである成果最大化のためには、「まずはやってみよう」という姿勢を重視しています。例えば、私は医師向けの勉強会やセミナーの企画にも携わっています。それぞれの企画の面白さや内容に関して、最初から100点を取りに行くというよりは、まずは最低限のクオリティを担保して「まずやってみる」というスタイルで仕事をしています。

企画を立てることだけに時間を使うよりも、とりあえず出せるレベルに仕上げてやってみて、実際の医師やカスタマーのフィードバックを得ながら育てていこうという形で万事進めているかなと思います。

編集部

失敗に限らず、ネガティブな意見がカスタマーから来ることも、時にはあると思います。社内では、こうしたクレームや失敗に対してどんな姿勢で取り組んでいますか?

石川さん

もちろん仕事をする中で、小さいエラーはどうしても出てきてしまいます。大企業などでは失敗に対して「誰が責任を取るのか」など後ろ向きな議論が発生してしまうこともありますよね。Mediiでは、失敗やネガティブな事象に対しては、「Talk&Next」の姿勢で取り組んでいます。

編集部

「Talk&Next」とは一体どんな考え方なのでしょうか?

石川さん

Talk&Nextは、「Team Medii」というコアバリューを実現するための姿勢です。失敗などに対して原因をきっちり分析したうえで、すぐに次はどうしていけば良いのか、前向きに議論をしていく考え方です。

例えばクレームをいただいたら、クレームからどんな学びがあって次どうするべきか、すぐ思考転換して議論をしていきます。多くのメンバーが共通してこのマインドで仕事をしているので、たとえ失敗しても次の一歩を踏み出す勇気をもらえるのがMediiの特徴です。

編集部

何かことが起こったとき、いいことも悪いことも含めて内省し、次に生かしていく。当たり前のことかもしれませんが、難しいことですよね。その姿勢を貫いていることから、Mediiさんの成長の秘訣が垣間見えるような気がします。

Talk&Nextについて深掘りした株式会社Mediiのワークショップの様子
▲合宿では「Talk&Next」についてのワークショップも開催

社員一人ひとりのバリューをリレー形式で紹介!

編集部

社員の皆さんが参加する全体会議ではどんな内容が取り上げられるのですか?

石川さん

毎週開催している全体会議では、月初のKPIの確認や、会社ビジョンの浸透を目的とした経営陣からのメッセージなどがありますね。他にも、機能の開発リリースも多いので、新しい取り組みや動きの紹介などが多いです。あとはバリューを発揮してるメンバーを1人ずつ、リレー形式で紹介する時間も設けています。

編集部

メンバーの活躍を全体会議で共有するのは、素敵な取り組みですね。

石川さん

組織にとって、個人のバリューは数字で表せることもあれば、数字に出せない部分もあります。だからこそ、一人ひとりの活躍にフォーカスを当てるために、リレー形式を採用しています。

編集部

よろしければ、どんなバリューを発揮した方が紹介されたのかを教えてください。

石川さん

例えば、最近紹介されたのは、医師向けのセミナーで司会進行を担当している医師メンバーの方です。救急医として働く傍ら、プライベートでは子育てもされているため、Mediiでの稼働時間は多いほうではありませんが、セミナーでは欠かせない存在です。バリューの発揮は本当に半端ない方なんですね。

また、その方からリレー形式で紹介されたのが、同じく子育てをしながら活躍しているメンバーです。社内から依頼される事務的なタスクを、確実にこなしてくれる縁の下の力持ちです。普段はなかなかスポットライトが当たりにくい仕事ですが、組織にとってはなくてはならない存在ですから、きちんと評価しあえる機会は貴重です。

株式会社Mediiのコアバリューを発揮したメンバーを紹介するSlackの画面
▲コアバリューを体現したメンバーはSlack上のスタンプで称賛され、集計により上位のメンバーがわかるようになっている。

石川さん

また、Slack上にカスタムスタンプを作成し、Mediiが大切にしているコアバリューを発揮したスタッフの行動に対して、メンバーがスタンプを押して集計しています。自分だけでなく、仲間のいいところを評価し合うことで、全員がコアバリューを意識できるようになっているんです。

編集部

一人ひとりが自分の存在価値を感じられる時間を設けているだけでなく、自然な形でコアバリューが浸透する工夫、とても面白いですね!

ポジティブに社会課題の解消に向き合える人と働きたい

株式会社Mediiの合宿の様子
▲Mediiさんには社会課題の解決に意義を感じ、前向きなメンバーが揃っている

編集部

ここからは、採用についてお聞かせください。Mediiさんが求める人物像について教えてください。

石川さん

まずは、Mediiの理念に共感できること、医療業界の課題を解消したいというモチベーションを強く持っている人と一緒に働きたいですね。

私たちは「医療や医師の地域格差を解消したい」という、社会課題に注目して創業した会社です。実際に集まっているメンバーも、専門医の偏在や不足の解消に情熱を傾けられる人ばかりです。最初は必ずしも医療だけに興味を持っている方でなくてもいいのですが、社会課題を解消するということにモチベーションを感じられる方は当社にマッチするのではないでしょうか。

編集部

Mediiさんで活躍しているメンバーに共通している資質や素養はどんなものがあるでしょうか?

石川さん

物事に前向きに取り組める姿勢や、先ほどもお話ししたボールキャッチの精神がある方は、活躍できると思います。

編集部

高い専門性やスキルだけでなく、ビジョンに共感できることや、主体的に仕事に取り組めるかどうかも大切だということですね。

石川さん

誤解を恐れずにいうならば、どんなに高いスキルを持っていても、その方のビジョンだったりとか、内面のモチベーションみたいなところがマッチできないようであれば、Mediiで働くのは難しいかもしれません。

採用面接時には、将来のやりたいことや、そこに対するモチベーションをぜひ聞かせていただきたいですね。その上で、Mediiが今必要としているスキルにマッチするのか、あるいは少し頑張れば成長できるのか、お話しできたらと思っています。

最初から、医療に興味ある人だけに来てほしいとは私たちも思っていません。何か自分のなかで成し遂げてみたいことや、夢など、ご自身で熱いものを持っている方。そして実現するためのモチベーションが強い方は我々にとっても非常に魅力的です。きっと、そういう方であればMediiが解決したいと取り組んでいる医療に対する課題感にも、共感いただけるのではないでしょうか。

編集部

医師だけでなく、エンジニアやビジネスを拡大するための人材など、幅広いメンバーが活躍できるフィールドが広がっているMediiさん。御社のオープンマインドな社風を石川さんの言葉からも強く感じました!本日はお話をお聞かせいただきありがとうございました。

■取材協力
株式会社Medii:https://medii.jp/
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