新卒で入社してから1〜3年くらい勤めると、仕事へのやりがいや社風などがイメージしていたものと違い、転職を考える人も多いと思います。
この記事では、第二新卒(一般的には新卒入社後3年以内の人)に特化したおすすめの転職エージェントとその選び方を解説します。
そもそも転職エージェントとは?という方はこちらを参考にしてください。
第二新卒で転職を成功させるには2つのエージェントを利用しよう
第二新卒で就活を成功させるコツは、大手転職エージェント1つと第二新卒に特化した転職エージェントを利用することです。
その理由は大手転職エージェントは、転職ノウハウを教えてくれるサポートがしっかりしているだけでなく求人数も圧倒的に多いからです。中でもおすすめなのがdodaです。求人の中にも第二新卒歓迎のものも多くあるので、安心して転職活動を進めることができます。コレだけもいいのですが…さらに効率よく進めたいのであれば、第二新卒に特化した転職エージェントを使いましょう!!
第二新卒特化なので、その名の通り掲載している求人はすべて「第二新卒向け」です。やはり大手転職エージェントのみだと「第二新卒向け以外の求人」も混ざっているので、それだけでは足りない印象。なので、できるだけ多くの求人から自分に合った職を見つけたい+効率よく転職を進めたい人は大手のdodaと第二新卒に特化した転職エージェントを併用利用しましょう。
サービス名 | 特徴 |
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気になる転職エージェントがあったら、以下から詳しい解説している章へと進んでください。
次に、みなさんに胸を張っておすすめできる第二新卒に特化している転職エージェント(7社)をご紹介いたします。
7社それぞれ特徴が違うので、自分に合ったエージェントを選ぶために次に紹介するフローチャートを使ってみてください!
自分に合った第二新卒特化転職エージェントを選ぶ
一つずつ質問に答えていくことで、自分に合った転職エージェントが見つけられるフローチャートを作成しましたので、取り組んでみてください。
サービス名 | 特徴 |
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気になる転職エージェントがあったら、以下から詳しい解説している章へと進んでください。
第二新卒の転職エージェントは「特化型」を選ぼう
ここまで紹介してきた転職エージェントはすべて、「第二新卒特化型」と呼ばれるものです。それぞれの公式ページにも「20代・第二新卒向け」や「第二新卒・既卒向け」などと第二新卒が対象であるとはっきりと明記されています。
一方で、転職エージェントには「総合型」と呼ばれるあらゆる年代・職種・年収帯が対象のエージェントがあります。その違いを見ていきましょう。
表を見てわかる通り、第二新卒で転職するなら第二新卒特化型の転職エージェントを選ぶべきです。
もちろん、総合型を選ぶのが良くないということではありません。総合型が気になった方は、総合型も含めて解説している記事が別にありますので、こちらを参照してください。
第二新卒におすすめの転職エージェント7選の詳しい解説
ここからは、各種アンケートや編集部の調査を元に、第二新卒におすすめの転職エージェントを一つずつ詳しく解説していきます。
【マイナビジョブ20’s】経験を踏まえて、営業・SE転職を目指すなら
株式会社マイナビが運営する「マイナビジョブ20's」は、20代・第二新卒・既卒を対象とした厳選求人4,700件以上、全求人20代が対象、そのうち未経験OKの求人が75%以上と20代に特化した転職エージェントサービスです。
キャリアカウンセリングの前に自己分析に役立つ適性試験「マイナビジョブ20's適性診断」を実施しているので、自分と仕事の関わり方をもう一度整理して捉え直すことができます。
第二新卒こそ欲しい会社がマイナビジョブ20’sに求人を出している
マイナビジョブ20’sでは、第二新卒こそ欲しいと思っている企業が求人を出しています。その根拠は、マイナビジョブ20’sの企業向けページにあります。
▼マイナビジョブ20’sの企業採用担当者向けページ①
企業側のページを見てみると大々的に「第二新卒の人材紹介サービス」と謳っています。これを見て企業はマイナビジョブ20’sに問い合わせをするわけなので、20代なら誰でもいいわけではなく、第二新卒こそ欲しいと思っている企業が求人を出しているということになります。
一方で、マイナビジョブ20’sはまだ社会人としての経験が浅すぎる方や、スキルに自信の無い方にはおすすめしません。
その理由も、企業向けページを見るとわかります。
▼マイナビジョブ20’sの企業採用担当者向けページ②
マイナビジョブ20'sはこのように企業側に打ち出しているので、「ビジネススキルが既に身についていて、企業風土になじみやすい若手を取りたい」という企業がマイナビジョブ20'sを利用することになります。
面接時には、「汎用性のある一定のビジネススキルはちゃんとあるのか?」と見られることになるため、ビジネススキルに自信の無い人は内定はもらいにくいです。
マイナビジョブ20’sの利用者の最終学歴は大卒・大学院卒が多い
マイナビジョブ20'sを利用しているうちの約8割が大学・大学院卒になるため、学歴に自信が無い方は、マイナビジョブ20’s以外の転職エージェントを選ぶことをおすすめします。
第二新卒の転職活動では、一般的な中途転職とは違って、経験やスキルに差がつきにくいです。そのため、最終的にはその人の学歴で判断される場合もあります。大卒でない場合は、不利になる可能性があるので注意しましょう。
ちなみに、本記事で紹介する転職エージェントのうち、ここまで大卒の割合が多いのはマイナビジョブ20'sとRe就活のみです。
マイナビジョブ20’sの利用者の転職先は営業職やSE職が多い
マイナビジョブ20’sは転職先職種でも大きな特徴を持っています。
「営業・販売系」と「SE・技術系」で約85%を占めています。第二新卒で転職をして、営業職に就きたいと考えている人、エンジニア職に就きたいと考えている人には、特におすすめできる転職エージェントです。
【Re就活】一人で転職活動を成功させる自信のある人は
株式会社学情が運営する「Re就活」は、20代・第二新卒のための転職サイト。転職エージェントのようにキャリアアドバイザーはつかず、自分で求人を見つけて応募します。
特徴は、12,976件(2024年2月現在)という求人数の多さにあり、20代が選ぶ、20代向け転職サイトで5年連続1位となっています。
年間2万人が参加するリアル転職イベント「転職博」も開催しており、一人で転職活動をする上で心強いサービスが用意されています。
Re就活では経験とポテンシャルが求められる
Re就活は、自分の職歴に自信が無い人にはおすすめしません。その根拠は、Re就活の企業向けページにあります。
▼Re就活の企業採用担当者向けページ
「経験もポテンシャルもある若手人材に特化して」という文言があります。これを見た企業がRe就活に問い合わせをするわけなので、Re就活に載っている企業は「経験もポテンシャルもある若手人材」を採用したいと思っていることになります。
正社員としての職歴が無い既卒・フリーター・ニートにはRe就活は対象にしていません。一方で、経験のある「第二新卒」とのマッチング度は高いと言えます。
また、面接時には「どんな経験をしてきて、どんなスキルを身につけたのか?」が見られることになるため、自分の職歴に自信がないと、内定はもらいにくいです。
Re就活の利用者の最終学歴は大卒・大学院卒が多い
マイナビジョブ20'sを利用している人のうち、大学・大学院卒が86.2%と多数を占めます。学歴に自信が無い方は、Re就活以外の転職サービスを選ぶことをおすすめします。
第二新卒の転職活動では、一般的な中途転職とは違って、経験やスキルに差がつきにくいです。そのため、最終的にはその人の学歴で判断される場合もあります。
ちなみに、本記事で紹介する転職エージェントのうち、ここまで大卒の割合が多いのはRe就活とマイナビジョブ20'sのみです。
Re就活の転職イベント「転職博」に行こう
Re就活では「転職博」という転職イベントで直にじっくりと企業の方と話ができる機会があります。リアルイベントの機会を有効に活用しましょう。
1〜3年目で転職を考えようとしている人の気持ちとしてよくあるのは「もっと就活のときに企業のことをよく調べておけばよかった」です。
しかし、企業説明会や交流会などが行われていた就活とは異なり、転職活動では企業との接点は一般的に面接官のみです。それでは、同じ失敗を繰り返してしまうことになりかねません。
大事なのは選考を受ける前に企業のことをよく知ることです。
結論、充実したサービスを受けながら、一人で転職活動を成功させる自信のある人はRe就活を選びましょう。
【ウズウズキャリアサポート】大手IT企業へのエンジニア転職なら
株式会社UZUZが運営する「ウズウズキャリアサポート」は、20代の新卒、第二新卒、既卒、フリーター向けにオーダーメイド型の就業サポートを実施する転職エージェントサービスです。
「厳しい自社基準でブラック企業を徹底排除」を売りにしており、入社後の定着率(入社6か月後に辞めていない割合)も93.6%と高水準を保っています。
大手IT企業の登録が多いため、大手IT企業のエンジニアへ第二新卒転職をしたい人におすすめです。
ウズウズキャリアサポートの紹介先職種はエンジニアが多い
ウズウズキャリアサポートの紹介先職種は「情報処理|情報通信技術者」の割合が49.3%と最も多く、ITエンジニア職の求人が多いことがわかります。また、紹介先の業種についても、最も多いのは「ソフトウェア通信」で40.4%であり、エンジニアを目指す場合、紹介してもらえる求人数に期待が持てます。
第二新卒でここまでIT系の職種が多いエージェントは他にありません。
ウズウズキャリアサポートの転職先規模は社員数1,001名以上の会社が多い
ウズウズキャリアサポートの転職先規模は、1,001名以上が多いです。大手転職を考えている方には、ウズウズキャリアサポートがおすすめです。
1社目で中小企業に入社し、「ワンマン社長に振り回されるのはこりごり」「教育体制が整っていない」というような不満を持って転職を考えている人も多いのではないでしょうか。
中小企業に比べて、大手企業の方がコンプライアンスがしっかりしていて、研修も充実しているケースが多いです。
ウズウズカレッジで学んでエンジニア転職もできる
第二新卒で未経験でエンジニアのキャリアをスタートさせたい人は、教育型就業サポートのウズウズカレッジを活用することをおすすめします。
ウズウズカレッジは、ウズウズキャリアサポートを運営する株式会社UZUZが運営しています。未経験者でもIT就職できる、適切な「学習カリキュラム」と「就業サポート」を売りにしています。
未経験からのエンジニア転職では選考はなかなか通過しません。ウズウズカレッジを利用して、内定獲得を目指すことをおすすめします。
キャリアアップ支援事業キャンペーンを利用すれば、実質無料でウズウズカレッジのサービスを利用することができます。詳しくは、問い合わせしてみてください。
【いい就職ドットコム】正社員以外の求人は見たくない!という人は
ブラッシュアップ・ジャパン株式会社が運営する「いい就職ドットコム」は、第二新卒・既卒を対象とした厳選求人が6,000件あり、そのすべてが正社員の求人であることが特徴です。
転職サイトでありつつも、転職エージェントの側面もあり、サービス利用者の95%がアドバイザーと面談をしています。
東京・大阪・名古屋にはいい就職プラザがあり、Web上ではなかなかわかりにくい、社風や働く環境、経営者の人柄まで詳しく担当者から聞くことができます。
運営会社は第二新卒支援のリーディングカンパニー
▼いい就職ドットコムの企業採用担当者向けページ
いい就職ドットコムを運営するブラッシュアップ・ジャパン株式会社は、公式サイトで「第二新卒紹介のリーディングカンパニー」であると謳っています。実際に、日本で初めて第二新卒に特化した人材紹介サービスを手掛けています。
企業の採用担当者向けページでも「20代の採用なら」でも「第二新卒・既卒・フリーターの採用なら」でもなく、「第二新卒の採用ならブラッシュアップ・ジャパン」と謳い、とズバッと第二新卒に完全に絞り込んだサービスを行っています。
すなわち、20代なら誰でもいい!ではなく、「第二新卒こそ採用したい」という企業が集まっていると言えるでしょう。
いい就職ドットコムでは営業系の求人が多い
いい就職ドットコムには、未経験でも挑戦しやすい営業職の募集が多いです。
第二新卒でどの職種に挑戦するかは熟考する必要がありますが、営業はいろんなビジネススキルの基本です。営業力はあるにこしたことはないので、何がなんでも営業職という人でなくても、いい就職ドットコムで営業職求人を探してみると良いです。
個性に合ったスカウトが届くアッテミオファー
いい就職ドットコムでは、追加で「アッテミオファー」というサービスに申し込むことができます。アッテミオファーとは、自分の個性を登録することで、それを見て企業からスカウトをもらうことができるサービスです。
新卒で入った会社は、どうもカルチャーが合わなかった、と後悔している人は、アッテミオファーで自分と相性の良い会社との出会いを求めると良いでしょう。
【キャリアスタート】何がなんでも年収アップ!という人は
キャリアスタート株式会社が運営する転職エージェント「キャリアスタート」は、第二新卒・既卒を対象として、高い年収アップ率を売りにしています。
キャリアスタートは年収アップ率が83%
一般的に20代の転職では年収アップ率は40%〜50%くらいなので、83%というのは非常に高い数字です。
ただ、注意すべき点があります。よく読むと、「※前職年収300万円以下の方を対象に、理論年収300万円以上の転職を実現した方の割合」と書かれています。転職前に年収が300万円以上ある人は分母に入っていません。もとが低い人に限定すればそれは年収アップ率も高まるよね、という指摘もできます。
紹介実績職種には第一に「施工管理」が並ぶ
どういう職種の求人が多いかの割合については、キャリアスタートは公表していません。
しかし、紹介実績職種にかかれている順番にヒントがありそうです。一般的には、「多い順」に書くか「営業など世間一般に多い職種から書く」ことが想定される中、キャリアスタートはいの一番に施工管理が書かれています。これは、実際に施工管理の紹介が多いと考えられます。
一般的な営業職等に就きたい人は、他のエージェントを利用した方がいいです。とにかく年収アップを第一に考える方には、キャリアスタートはおすすめです。
【ハタラクティブ】正社員経験無しで気軽に転職活動したいなら
レバレジーズ株式会社が運営する「ハタラクティブ」は、フリーター・既卒・第二新卒など20代に特化した就職・転職エージェントサービスです。
スマホでのオンライン面談、1社ごとの履歴書添削や面接対策を実施しており、就職成功率は80.4%と丁寧なフォローアップが特徴です。8割以上の企業が未経験OK、最短2週間で内定も可能とのことなので、ハタラクティブは、スピーディーに転職がしたいと考えている方にお勧めです。
毎月大量採用している会社が登録している
ハタラクティブには、毎月大量採用している会社が登録しています。その根拠は、ハタラクティブの企業向けページにあります。
▼ハタラクティブの企業採用担当者向けページ
ハタラクティブの企業向けページには、でかでかと「毎月の採用計画達成しませんか?」と文言が書かれています。
この言葉にピンと来てハタラクティブに登録する企業はすなわち、毎月大量採用をしている会社だということがわかります。
毎月大量採用をしている会社には2パターンあります。①急成長している大企業②離職率が高い企業です。①ならいいですが、②の企業を薦められる可能性もあるので、注意が必要です。
正社員経験がなくても大丈夫
大学卒業後就職したけど正社員ではなかった人は、ハタラクティブがおすすめです。
ハタラクティブが公表しているデータによれば、ハタラクティブに登録している人の45%が正社員の経験なしです。
また逆に、正社員経験のある人が登録すれば母集団の中で優位に立てるので、戦略的にハタラクティブに登録するのもありです。
【就職カレッジ】社会人スキルを身につけるところから始めたい人は
株式会社ジェイックが運営する「就職カレッジ」は、フリーター・既卒・第二新卒に特化した就職・転職エージェントサービスです。
5日間の研修があるのが最大の特徴で、社会人としての必要なスキルを身につけた上で転職活動をすることができるので、面接通過率も高くなります。研修終了後は、集団面接会が行われ、企業とのマッチングが行われます。
登録企業は中小企業が多いです。
営業の採用をしたい企業が多い
営業職に興味のある人は就職カレッジは向いていると言えます。その根拠は、就職カレッジの企業向けページにあります。
▼就職カレッジの企業採用担当者向けページ
就職カレッジの企業採用担当者向けページでは、「営業採用に強い若手採用サービスNo.1」を売りにしています。
若手営業マンを採用している企業が就職カレッジを利用していることがわかります。
正社員経験なしに特化したサポート
就職カレッジの登録者の73%は正社員経験がありません。就職カレッジは、未経験に特化した就職サポートをしているので、正社員の経験の無い第二新卒の転職に向いています。
大人気の無料就職講座
就職カレッジでは、就職・転職サービスの一環として、無料就職講座を行っています。
研修は5日間に渡って行われるなど充実しており、座学もあればテレアポ実習もあります。無料で研修を受けて、企業に求められる人材になりたい人におすすめです。
第二新卒こそ転職エージェントを活用すべき5つの理由
「転職エージェントは敷居が高い」と思われる方もいますが、転職に不慣れな第二新卒こそ積極的に転活用するべきです。無料で利用でき、途中で解約しても問題がないので、大きなリスクがありません。
転職するか迷っている方、すでに転職意向を固めている方の双方にとって、転職エージェントの利用が有益である理由を5つご紹介します。
理由1|転職するか現職に留まるかの判断材料を得られる
転職エージェントは、今自分が転職するべきかの判断に活用できます。
例えば転職エージェントに以下のような質問をすることで、自社と他社の違い、今転職して叶えられる条件の相場などが見えます。
- 今の自分の給料は、同業他社の同じポジションと比べて高いですか?低いですか?
- 自分は○○の資格を保有して、自社で○○の仕事を担当しています。自分のスキルや経験で、今より高年収な求人にチャレンジするのは現実的でしょうか?
- 未経験からITエンジニアになりたくて、スクールに通っています。自分の年齢でも未経験で採用してくれそうな企業ってありますか?
現在の勤務条件が同業他社と比べて悪くないか、現在のスキルで希望する転職が叶うかなど、多様な観点から転職の是非を検討できます。
プロのキャリアアドバイザーと相談した結果、現職に残る判断をしたとしても、ペナルティなどは一切ありません。第二新卒の今転職するのか、経験を積んでから転職した方が有利になるか、判断材料を増やすために、プロの支援を活用してください。
理由2|すぐに転職しなくても将来のキャリアイメージがつかめる
転職エージェントは、一般的に公開されていない「非公開求人」を多く保有しています。幅広い求人を目にすることで、今後自分が目指したいキャリアをイメージしやすくなるでしょう。
具体的には、以下のような情報を入手できます。
- 自分が挑戦したい職種の年収相場
- 希望する業界の年間休日や残業時間などの相場
- 希望する職種で働くために求められる経験やスキル、資格
- 企業ごとの社風の違い
- 未経験でも応募できる求人の数
多様な求人を目にすることで、応募先の選択肢が増えるだけでなく、必要なスキルや労働条件の相場も把握できます。キャリアアドバイザーから企業の実情を聞くこともでき、今後のキャリアプランを立てるうえで有益な情報を入手できます。
今すぐに転職をしない決断をした人にとっても、今後のキャリプランに関する視野を広げるために転職エージェントサービスは有益です。
理由3|自分の強み・アピールポイントや転職の方向性が整理できる
転職すると決めたら、転職市場における自分の強みを明確にすることが大切です。ビジネスマンとしての強みを認識することで、企業に対して適切な自己PRができます。
しかし業務経験の短い第二新卒の方にとって、自分の経歴で一体何をアピールすれば良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
キャリアアドバイザーは、以下のような質問からあなたの強みを探ってくれます。
- 今の仕事は何人で担当していますか?そのなかで、あなたの役割は?
- 営業で数値目標のプレッシャーがある中で、3年続けてこられた秘訣は?
- 同僚や上司からどんなことを褒められた?
- 一番苦労した仕事のエピソードは?
- その業務をこなすことができたポイントは?
これまでの業務経験を多様な視点から深掘りし、求職者の強みを見つけ出す手助けをしてくれます。
また、転職を通じて実現したいことや今後のキャリアイメージの整理もサポートしてくれるため、転職活動の方向性も整理できます。
自己分析や転職動向の把握に慣れていない第二新卒の方は、積極的にプロの支援を活用してください。
理由4|プロの視点からおすすめの求人を紹介してくれる
初めて転職活動をする場合、「希望に合った求人の見つけ方がわからない」「求人が多すぎて絞れない」「求人票の記載情報が少なくて判断できない」と、企業選びに苦戦される方が多くいます。
転職エージェントを活用すれば、キャリアアドバイザーが企業選びの軸を整理し、おすすめ求人だけを紹介してくれます。
希望の転職を叶えるために、キャリアアドバイザーと以下のような点を整理しましょう。
年収 | ・理想年収 ・オファーを受ける最低ラインの年収 |
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休日 | ・年間休日数 ・土日祝休みか、シフト制もOKか |
場所 | ・通勤可能エリア ・在宅勤務やテレワークの希望 |
福利厚生 | ・退職金制度の有無 ・住宅手当や借り上げ社宅の有無 |
仕事内容 | ・企業の事業内容 ・自身が携われる業務内容 |
会社情報 | ・大手上場企業/少人数の中小企業 ・老舗企業/ベンチャー ・邦人企業/外資系企業 |
社風 | ・保守的な社風/チャレンジングな社風 ・和やかな社風/賑やかな社風 ・女性活躍、外国人活躍、若手/シニア活躍 |
希望条件を整理し、重視したい要素の順位付けをして、希望に合致する求人だけを紹介してもらいましょう。求人選択がより効率的になります。
応募先選びの基準がわからず困っている人こそ、プロのアドバイスを生かしてください。
理由5|不慣れな転職関係の手続きを代行してくれる
転職活動は、応募書類の準備や企業との調整業務など、こまごまとした事務手続きがたくさんあります。転職エージェントを利用すれば、細かい事務手続きを正確に代行してくれます。
転職活動で必要な事務作業には、以下のような内容があります。
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 求人へのエントリー
- 面接日程の調整
- 内定条件の調整
- 入社日の調整
代行サービスを利用すれば、時間や手間がかかる企業とのやり取りが不要になり、面接対応に集中できます。面接日程のリマインドをしてくれるサービスもあり、スケジュール管理ミスによるドタキャンやブッキングを防げるでしょう。
企業とのやり取りに不安がある方、現職中で時間がない方ほど、転職エージェントのきめ細かいサービスは有益です。