未経験OK!株式会社ファーストトーン|実践重視の育成で映像業界デビューを実現

ミライのお仕事『注目企業へのインタビュー』企画。今回は、株式会社ファーストトーンにインタビューしました。この記事では、転職を検討されている方に向けて、同社で働く魅力をご紹介します。

株式会社ファーストトーンは、大阪・東京を拠点に年間約2,000件もの案件に応える映像制作会社です。創業者の音楽のバックグラウンドを活かし、「映像と音楽のマッチング」による質の高いコンテンツを制作。採用、スポーツ、ブライダル、学校、イベントPRなどさまざまな分野の動画を手がけ、「期待以上の映像を作ってもらえた」と評判も上々です。

そんな同社では、社員の成長をサポートする充実した研修制度と、早期から実践経験を積める環境が整っていることが特徴です。未経験者の育成にも力を入れており、メンター制度や段階的な実務経験を通じて、着実なスキルアップを実現しています。

今回は、株式会社ファーストトーンの人材育成と働き方について、広報の松田さん、映像クリエイターの白川さんにお話を聞きました。

本日お話を伺った方
株式会社ファーストトーン広報の松田さん

株式会社ファーストトーン
広報

松田 美羽さん

株式会社ファーストトーン映像クリエイターの白川さん

株式会社ファーストトーン
映像クリエイター

白川 凌さん

ファーストトーンの社員育成|未経験から早い段階で現場を経験

カメラを手にする株式会社ファーストトーンの白川さん
▲取材に応じてくださった白川さん。未経験から活躍できる社内体制について語ってくださった。

編集部

御社では未経験者でも早期から現場経験を積めると伺っています。具体的にどのような機会があるのでしょうか?

白川さん

多くの場合、経験を積んでからデビューするというのが映像業界の特徴かもしれません。ですが、当社では年間約2,000本もの動画制作を手がけているということもあり、入社間もないころから積極的に現場へ行って腕を磨くことができます。

松田さん

といっても、いきなり1人で現場へ放り出されるわけではありません。入社後は撮影、制作、編集などの業務を先輩と共に経験し、適性を見極めてから正式配属となります。

編集部

配属後はどのように仕事に慣れていくのでしょうか?

白川さん

私のような映像クリエイターの場合は、学校関連やブライダルの撮影など、比較的取り組みやすい案件から始めます。マネージャーが難易度を見極めながら適切に案件を振り分けるので、段階的にステップアップできる環境を整えています。独り立ちした後も、さらなる成長のための機会が用意されているので、意欲的に仕事に取り組めると思いますよ。

ひとりひとりの適性を見極め、個人の強みを活かす形で配属される

株式会社ファーストトーン広報の松田さん
▲取材に応じてくださった松田さん。同社の未経験者を受け入れ、適性を見抜き挑戦を後押しする懐の深さについて語ってくださった。

編集部

未経験から入社された方について、具体的にご紹介いただけますか?

松田さん

たとえば、研修期間中に頭角を現し3ヶ月でディレクターに抜擢された2023年入社の社員がいます。この社員は四年制大学卒業後に別業種の会社で働き、専門学校へ入り直してから入社したので、業界自体は未経験でした。しかし、持ち前の明るさと人当たりの良さでヒアリングを上手にこなしているのを上長が見て、異例の早さでの昇格となりました。

当社のディレクター職は、案件の進行管理やお客様との打ち合わせなどを主に担当します。現在は期待通りの活躍ぶりで、お客様からも高い評価をいただいています。

編集部

社内には、未経験からスタートした方は多いのでしょうか?

白川さん

全員ではないですが、未経験からスタートした人は多いですね。

かく言う私自身も、音楽の専門学校を卒業後、映像制作についてはまったく知識がないところからのスタートでした。でも、ファーストトーンは積極的に場数を踏ませてもらえるので、着実にスキルアップすることができたと感じています。

松田さん

そうですね。私も同じく未経験からのスタートで、映像業界がどんなところなのかもまったく知らない状態で、異業種から中途入社しました。当社はひとりひとりの適性を見抜き、ときには新たな挑戦をさせてくれるところも魅力だと思っています。

実践型研修やメンター制度などで未経験者をサポート

談笑する株式会社ファーストトーンの白川さんと松田さん

編集部

ファーストトーンの研修制度について教えてください。

白川さん

まず、特徴的なのは配属前の研修制度ですね。新卒の方なら卒業年の8月から3月にかけて、中途の方なら試用期間の3ヶ月の間に、計40時間の実践型研修を設けています。この研修のおかげで、入社時にはある程度のスキルが身についている状態でスムーズに仕事をスタートできるため、即戦力として活躍できるんです。

松田さん

研修は座学がメインではなく、実践型の学びを重視しています。カメラを持って現場に出向き実際に撮影を行ったり、先輩社員と一緒に編集作業を経験したりするなど、「実際に手を動かす」ことに重きを置いているんです。

編集部

入社後にもサポートはあるのでしょうか?

松田さん

もちろんです。新入社員には、必ずメンターとなる先輩社員が1名つきます。打ち合わせに同席して案件が進行する様子を体験したり、現場の雰囲気を感じたりと、先輩と二人三脚で成長していける環境を整えているんです。メンター制度の期間は基本的に3ヶ月を目安としていますが、社員の成長度合いに合わせて柔軟に対応しています。

白川さん

実際に私も、先輩や上司にずいぶん助けてもらいました。ソフトの使い方から編集技術、現場での振る舞いまで、わからないことがあれば何でも聞けて、的確な答えをくれるので、安心して仕事に打ち込むことができました。

編集部

キャリアについて相談できる機会は設けられていますか?

松田さん

はい。月に1回程度、上司と面談の機会があります。「もっとこんな仕事に挑戦したい」といった希望を伝えることもできますし、時には上司から「もう少し別の業務もやってみようか」というような提案を受けることもありますね。

社長直々の指導で確実なスキルアップ。勉強会で知識の共有も

株式会社ファーストトーン映像クリエイターの白川さん

編集部

研修制度以外にも、社員の成長をサポートする取り組みはありますか?

白川さん

社長の営業活動に同行させていただく機会があるのですが、帰社後「もう少しこんなふうにお客様に接したほうがいいよ」といったアドバイスをもらえることがあります。経営者から直接フィードバックを受けられる環境は、当社の大きな特徴だと考えています。

松田さん

そうですよね。当社は社長との距離が近いんです。社長は会社の業務全体をチェックしていて、映像の中で気になる部分があればすぐに声をかけたりもしてくれます。指摘やねぎらいの言葉を直接もらえることが励みになっています。

編集部

他にも、社員のスキルアップを支援する取り組みがあれば教えてください。

白川さん

はい。映像制作会社という特性上、個々のスキルの向上が重要なので、東京と大阪の拠点をオンラインで繋ぐなどして勉強会を開催し、会社全体のスキルアップを図っています。基本的な映像技術から、ドローンなどの新機材の操作、AIの活用まで幅広いテーマを扱っています。

映像や写真は人によって価値観が違います。みんなの知識や技術を共有し、いろんな人のアイデアに触れることが、自分の引き出しを増やし仕事のクオリティーを上げることに繋がるんです。

複数職種にチャレンジできる!キャリアの可能性が広がる職場

株式会社ファーストトーンの打ち合わせの様子

編集部

白川さんは映像クリエイターですが、映像クリエイター以外の業務も担当されていると聞きました。そのきっかけや経緯について教えていただけますか?

白川さん

当社には営業専任の社員がおらず、基本的に営業活動は社長が担当していたのですが、ある日たまたま現場で打ち合わせの様子を見て、社長のトーク力に感銘を受けました。それまでは映像編集や写真の撮影業務をメインに担当していましたが、「私も営業に挑戦してみたい!」と上司に相談し、社長と一緒に営業回りをするようになったんです。

その後、写真の業務量が増えてきたこともあって技術部門に戻りましたが、営業の仕事は継続的に担当しており、オンライン商談や客先訪問を一人で任されるまでになりました。現在は映像クリエイター、営業サポート、採用業務などを兼任しています。

松田さん

私も、最初は社長秘書として採用されました。ですが、会社のことを知る中で、「もっとファーストトーンを多くの人に知ってもらいたい」という気持ちが芽生え、その話を社長にしたところ「では部門を新設するので、広報業務も担当してほしい」ということになったんです。新しい部署を設立する機会をいただけるという柔軟な組織体制に、ありがたいなと思いながら仕事に励んでいます。

編集部

他の社員の方もマルチに活躍されている方が多いですか?

松田さん

そうですね、いろいろな業務を兼任している社員が比較的多いかと思います。例えば、主に編集を担当している社員が企画書を書いたり、カメラマンに挑戦したりといった具合です。

編集部

いろんなキャリアを築けることは、具体的にどんな影響を与えていると思いますか?

白川さん

編集を主に担当していたときは、ただひたすらに業務をこなす日々でした。ですが、営業を経験したことで、仕事をいただくありがたみを肌で感じることができました。当社の商材が他社と比べてどこが良いのか、自信を持ってお客様にご紹介できるようにもなりましたね。

松田さん

希望に応じていろんな業務に挑戦できる点は、ファーストトーンで働く魅力のひとつです。自分のキャリアの可能性を広げてもらえるので、仕事のやりがいにも繋がると感じています。

採用メッセージ|映像制作業界の変化を楽しめる方はぜひ応募を!

談笑する株式会社ファーストトーンの白川さんと松田さん

編集部

最後に、転職を検討されている方々へ向けてメッセージをいただけますでしょうか。

松田さん

映像制作は日進月歩で、常に新しい技術や表現方法が生まれる業界です。そんな環境で、変化を楽しみながら成長したい方、自分の可能性を広げたいという意欲のある方と一緒に働けることを楽しみにしています。当社では、充実した研修制度と実践的な経験を通じて、あなたのチャレンジをしっかりとサポートします。

皆様のご応募をお待ちしています!

編集部

未経験でも着実に成長できるサポート体制が印象的でした。また、社員ひとりひとりの希望に耳を傾け新たな挑戦ができる社風が楽しんで仕事に向き合える秘訣なのではないかと感じました。

本日はありがとうございました!

編集後記

編集、撮影、営業など、さまざまな職種を経験できる機会は、自分のやりたい仕事を見つけられることにも繋がるのではないかと思います。また、早い段階から現場で場数を踏む環境が整っており、若手の成長スピードを加速させる要因になると感じました。

この記事のまとめ

教育体制
  • 配属前に、約40時間の実践型研修を実施
  • 新入社員にメンターが付き添い、実践的な学びをサポート
  • 中途採用者は3ヶ月の試用期間中に研修を実施
キャリア開発
  • 適性に応じて3ヶ月程度で配属先を決定
  • 条件が合えば希望に応じて複数業務を兼任可能
  • 新しいポジションの創設など、キャリアの可能性が柔軟
実践機会
  • 年間2,000本以上の映像制作案件を手がける
  • 難易度に応じた段階的な案件配分で着実な成長を実現
  • 豊富な実践経験で他社より早期に現場デビューが可能
社風
  • 社長との距離が近く、直接指導やフィードバックを受けられる
  • 不定期で勉強会を開催し、最新技術(AI等)の知識共有を実施
  • 新しいチャレンジを支援する柔軟な組織文化
求める人物像
  • 技術や流行の変化を前向きに捉えられる人
  • 新しいことへのチャレンジを楽しめる人
  • 映像業界への興味があれば、未経験でも歓迎

株式会社ファーストトーンの基本情報

住所 大阪市中央区北久宝寺町1-9-6 ネオフィス堺筋本町301
事業内容
  • 映像制作
  • WEB制作
  • グラフィックデザイン
  • ライブ配信
  • スチール写真撮影
  • スタジオ運営
設立 2008年7月
公式ページ https://first-tone.net/
採用ページ https://first-tone.net/recruit/
募集職種
  • カメラマン
  • ライター