40代おすすめの転職エージェントランキング｜リアルな転職事情大公開！

40代から転職活動を目指す方には「40代におすすめ転職エージェントは？」「転職エージェントに断られるのでは...」「40代で転職はやめた方がいい？」「40代未経験でも大丈夫？」などの悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げます。40代の転職には課題もありますが、適切な準備と戦略を立てたうえで、自分自身のスキルに合った転職エージェントを選べば、未経験・資格なし、どんな方であっても転職は可能です。

本記事では、40代で転職に成功した実体験を元に『40代の転職成功へのロードマップ』を作成したので参考になると嬉しいです。

【未経験】40代おすすめの転職エージェント

「40代　未経験」で転職をしたい方がすべきステップは上記の4つです↑40代の転職は、20代の転職と違い「即戦力」が重視されます。

未経験職や業界への転職を考えている方は、今までのキャリアのスキル・経験を棚卸し、どんなスキル・経験が活かせるか探してみましょう。

棚卸ができたら、未経験に強い転職サービス探しです。

年齢が高くなるにつれて、対象求人の数は減るのが一般的。加えて、「未経験ＯＫ」求人を探すのなら、保有求人数が多い＋未経験求人に強い転職サービスを選びましょう。

保有求人数が多く、未経験求人に強いおすすめ転職サービス3選がこちら↓

【doda】未経験でも応募しやすい求人多数！まずはここから登録

タイプ	エージェント型
利用料	無料
公開求人数	249,847 件 （2025年3月時点）
非公開求人数	ー
対応エリア	日本全国
運営会社	パーソルキャリア株式会社
許可番号	13-ユ-304785

パーソルキャリア株式会社が運営する「doda」は、幅広い業界・業種の求人を扱う総合型の転職エージェントです。年収査定や合格診断、レジュメビルダーなど、独自の転職お役立ちツールを提供しています。

dodaの会員は、30代の中堅層が中心ですが、40代も21.3%おり、40代にとっても非常に使いやすい転職サイトです。

特に、転職サイトやスカウトサービスを組み合わせて、エージェントからの求人紹介、サイトからの応募、企業からのスカウトと、3つの方法で転職活動を進めることができるのが特徴です。働き盛りの40代にとって、忙しい仕事の合間でも、dodaがユーザーに合った求人をレコメンドしてくれるため安心です。

40代は簡単に転職できない年代になってくるので、そもそも転職しない方がいいのかや今と違う業界に転職するべきかなど悩む人が多いです。担当が納得いくまで質問に答えてくれるので、dodaは相談しながら今後を決めたい人に使ってほしいです。

【マイナビAGENT】業界に強いアドバイザーが転職をしっかり支援

マイナビ株式会社が運営する「マイナビAGENT」は、幅広い業界・職種の求人を扱う総合型の転職エージェントです。キャリアアドバイザーによる丁寧なサポートや、独自のマッチングシステムを活用して、求職者一人ひとりに最適な転職先を提案しています。

マイナビエージェントの会員は主に20代～30代前半が中心ですが、40代の会員も一定数おり、40代にとっても非常に使いやすい転職サイトです。特に、豊富な経験とスキルを持つ40代の転職者に対して、適切な求人を紹介してくれる点が強みです。

担当のキャリアアドバイザーは私のこれまでの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、私に最適な求人をいくつも紹介してくれました。特に、マネジメント経験を活かせるポジションや、新たな業界へのチャレンジをサポートしてくれる企業とのマッチングが非常にスムーズでした。

40代になると、転職市場での競争が激しく感じることも多いですが、マイナビエージェントはその点をしっかりとサポートしてくれます。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたのキャリアビジョンに基づいて最適な転職先を提案し、転職活動を成功に導いてくれるでしょう。

【リクルートエージェント】40代の不安に寄り添う転職サポートが魅力

株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する「リクルートエージェント」は、転職支援実績NO.1、日本最大級の転職エージェントサービスです。

公開求人が55万件以上、非公開求人が26万件以上で、若手層～中堅・管理職層向けの幅広い求人が揃っています。また、全国を対象としているので、転職初心者の方はまず登録をしてみるとよいでしょう。

【ハイクラス】40代おすすめの転職エージェント

40代のキャリアを次のステージへと進めるハイクラス転職では、今まで積み重ねてきた経験や専門性、業界での深い知見が大きな武器となります。職歴よりも具体的な成果や組織への貢献度が重視され、年収700万円以上のポジションでオファーされることも珍しくありません。

自分の価値を最大限に引き出し、適切にアピールできるハイクラス特化型のエージェントを選ぶことで、キャリアの集大成となる理想的なポジションを見つけることができるでしょう。それでは、40代のハイクラス転職に最適な転職エージェントを紹介します。

【doda X】高年収求人多数！まず登録したい王道サービス

タイプ	エージェント/スカウト/直接応募
利用料	無料
公開求人数	約61,000件（2025年1月時点）
非公開求人数	ー
対応エリア	日本全国
運営会社	パーソルキャリア株式会社
許可番号	13-ユ-304785

パーソルキャリアが運営する「doda X」は、40代のハイクラス層向けの転職支援サービスです。特に年収600万円以上のポジションを豊富に取り扱っており、管理職やプロフェッショナル人材としてのキャリアアップを目指す40代の方に適しています。

40代の転職では、これまでの経験やスキルを最大限活かすことが重要です。doda Xのキャリアアドバイザーは、40代のハイクラス転職に精通しており、以下のようなサポートを提供しているため、経験・スキルを活かせる転職ができます。

現在の年収が400万円台の方でも、これまでのキャリアやスキルを適切にアピールすることで、年収500万〜600万円以上の求人にチャレンジすることが可能です。特に40代は、若手よりも実務経験や専門性が重視される傾向にあるため、適切なポジショニングで大幅な年収アップも期待できます。

さらに、有料オプションの「doda Xキャリアコーチング」では、より踏み込んだキャリア戦略の相談や、管理職としての課題解決力向上なども支援してもらえます。

40代でキャリアアップと年収アップの両方を目指す方は、まずは無料登録から始めることをおすすめします。登録後、専門カウンセラーとの面談で、具体的な市場価値や可能性について相談することができますよ。

【JACリクルートメント】外資・ミドル〜ハイクラス層に強い

株式会社JACリクルートメントは、40代のミドルクラス・ハイクラス層の転職に強みを持つグローバル転職エージェントです。

特に外資系企業や海外展開している日系企業への転職支援において、豊富な実績を持っています。

オリコン顧客満足度調査でハイクラス・ミドルクラス転職部門5年連続No.1を獲得しており、40代の転職支援において高い評価を得ています。

JACリクルートメントは、転職を希望する40代に対して、単なる転職先の紹介だけでなく、以下のような専門的なサポートを提供します。

【キャリアコンサルティング】

• 5年後、10年後を見据えたキャリア戦略の策定
• グローバルキャリアへのステップアップ計画
• 40代以降のライフプランを考慮したキャリア設計

【実践的な転職支援】

• 外資系企業特有の採用基準に合わせたレジュメ作成
• グローバル企業での面接対策（英語面接含む）
• 年収交渉のサポート

【職種別の強み】

• 管理職（部長・本部長クラス）
• エグゼクティブポジション
• 専門職（技術系、財務、法務など）
• グローバル人材

特に40代は、これまでの専門性やマネジメント経験を活かせるポジションへの転職が重要になります。JACリクルートメントでは、採用企業の企業文化や求める人物像を熟知したコンサルタントが、書類選考から内定後のフォローまで一貫してサポートします。

グローバルに展開する企業への転職を考える40代の方・将来的な海外転職も視野に入れている方には、特におすすめのエージェントと言えます。

【ビズリーチ】ハイクラス専門！スカウト型で市場価値も見える

タイプ	エージェント/サイト型
利用料	無料
公開求人数	149,012 件 （2025年3月7日時点）
非公開求人数	ー
対応エリア	日本全国
運営会社	株式会社ビズリーチ
許可番号	13-ユ-302647

株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ」は、40代のハイクラス層に特に適した、国内最大級のダイレクトリクルーティングサービスです。管理職経験者・専門性の高い方・次世代リーダー候補など、40代の即戦力人材の転職に強みを持っています。

40代の転職では、従来の転職サイトやエージェントでは見つけるのが大変な、経験やスキルに見合った好条件のポジションを探すことができます。

一般的な転職エージェントと異なり、専任のキャリアアドバイザーは付きませんが、その分、以下のようなメリットがあります。

40代の転職では、自身の市場価値を正確に把握することが重要です。ビズリーチに登録して職歴や経験をプロフィールに記載することで、企業からのスカウトや反応を通じて、現在の市場価値や需要のある職種を具体的に把握することができます。

まずは無料登録から始めて、自分の経験やスキルがどの程度評価されるのか、どのような企業やポジションからスカウトが来るのかを確認してみることをおすすめします。その上で、本格的な転職活動を検討するかどうかを判断できます。

【LHH転職エージェント】3人に2人が年収アップの実績あり

タイプ	エージェント型
利用料	無料
公開求人数	63,687 件 （2025年3月7日時点）
非公開求人数	52,051 件 （2025年3月7日時点）
対応エリア	日本全国、海外
運営会社	アデコ株式会社
許可番号	13-ユ-010386

LHH転職エージェントのコンサルタントは職種別の担当制で、そこから産業・業界ごとのチームに細分化する体制をとっており、専門領域に精通しているため、求職者の“価値”を正確に把握することができます。また、求職者と企業の両方を担当する360度式の一気通貫型コンサルティングサービスを採用しており、ご紹介した企業に長くご活躍いただけるよう、求職者の方と企業のカルチャーとの相性まで見極めています。

【特徴】

• 1人のコンサルタントが企業と求職者を仲介するため、ニーズが伝わりやすい
• LHH転職エージェントが支援した転職者の3人に2人が年収アップ
• グループネットワークを生かしたグローバルな求人紹介が可能

【女性】40代おすすめの転職エージェント

40代女性で転職を考えいる方の中には、「女性がもっと活躍できる職場に就きたい」「年収UPしたい」「キャリアアップしたい」また、「子育てと両立したい」という方もいらっしゃると思います。

40代女性の転職の場合、「女性ならではの悩み」を明確化し、転職で何を得たいのかを明確化することが大切です。

転職後のライフイメージができたら、自分がどのようなスキル・経験があるのかを棚卸しましょう。

これらの準備ができた後に、女性向けの転職サービスへ登録すると、スムーズに希望求人を見つけることができます。

【type女性の転職】“サポート重視＆働きやすさ”を叶えたい女性にぴったり

タイプ	エージェント型
利用料	無料
公開求人数	13,076件 （2025年4月11日時点）
非公開求人数	22,948件 （2025年4月11日時点）
対応エリア	日本国内
運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
許可番号	13-ユ-040429

年間12,000名以上の女性の転職サポート実績を持つtype女性の転職は、女性の転職に関するノウハウを豊富に持っています。

「初めての転職で不安な40代女性」「何から始めたら良いかわからない」「サポートが欲しい40代女性」こそ、ぜひ利用してほしい転職エージェントです。

また、6割以上が非公開求人や独占求人なので、他社の転職サービスでは出会えない求人を沢山保持しているのもポイント。

type女性の転職の会員層は34歳以下が64%を占めておりますが、40代女性の利用者の割合は16.2%もいるので、40代の方でも十分使いやすい転職エージェントであることがわかります。

応募から選考、内定までの転職活動をしてくれるだけでなく、応募企業ごとに面接対策も行ってくれるので、安心して転職活動ができますよ。

【マイナビ転職 女性のおしごと】“自由に求人を探したい”自立志向の女性におすすめ

タイプ	検索型
利用料	無料
公開求人数	56,952件 （2025年4月11日時点）
非公開求人数	非公開
対応エリア	日本国内
運営会社	株式会社マイナビ
許可番号	13-ユ-080554

大手転職会社「マイナビ」が手掛ける女性向けの転職サイトで、とにかく求人数が豊富です。

子育てと仕事の両立を重視する求人だけでなく、しっかりと年収ＵＰを狙える求人も保持しているのがポイントです。

20～40代の幅広い年齢層の女性が利用しており、自分のペースで転職活動を進めていきたい方はぜひ利用してみてください。

また、直接企業と話せる！ 転職フェアなども定期的に開催されています。参加費無料なので、企業の採用者と直接お話がしたい方は、ぜひ利用してみてください。

【専門職】40代おすすめの転職エージェント

40代の専門職の転職で必要なのは、「自身のスキルの棚卸」です。

棚卸しが出来た後は、自分のスキルがどのくらい市場で価値があるのかを調べてみましょう。

また、「どのような現状を変えたいのか」を明確化した上で転職エージェントへ相談すると、あなたの市場価値を元に最適なキャリアプランを立ててくれます。

業界特化型の転職エージェントは、あなたの専門領域を深く理解し、その価値を正当に評価できる企業との出会いをサポートしてくれます。

技術職やコンサルティングなどの専門キャリアを持つ40代の方におすすめの転職エージェントを紹介します。

【マイナビIT AGENT】非公開・独占求人が多い！40代のIT転職はまずはここ

タイプ	エージェント型
利用料	無料
公開求人数	23,196 件 （2025年3月7日時点）
非公開求人数	5,762 件 （2025年3月7日時点）
対応エリア	関東、関西（大阪）、東海（名古屋）、九州（福岡）を中心に全国
運営会社	株式会社マイナビ
許可番号	13-ユ-080554

マイナビIT AGENTは、ITエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントで、運営しているマイナビエージェントは、求人やサポートの質には定評があります。

経験・スキルがある人（最低経験2～3年）向けの求人が多く、年収UPを目指したい40代のエンジニアにはぜひ利用してほしいサービスです。

また、非公開求人や独占求人も多く保持しているので、「マイナビIT AGENTでしか見つけられない求人」「あまりライバルがいない求人に応募したい（公開求人だと、誰でも応募できるためライバルが多い）」「より好条件の求人に出会いたい」という人にも向いています。

▼主なIT業界特化型転職エージェントの求人数比較

転職エージェント	公開求人数	非公開求人数
マイナビIT AGENT	23,196件	5,762件
ワークポート	115,392件	不明
レバテックキャリア	38,988件	不明
Geekly（ギークリー）	37,000件以上　※2025年2月時点	-

【Green】自分で探したい派の40代に。IT・Web系求人が豊富

「転職サイトGreen」は、株式会社アトラエが運営するIT業界特化型の転職サービスで、豊富な求人数を保有しています。

主にプログラミングやシステム開発、インフラ構築など、IT分野でのスキルや実務経験がある程度ある方向けの求人を多く取り扱っており、年収500万円以上の案件も豊富に掲載されています。企業からのスカウトを受け取ることができる機能も備えていますが、応募やメッセージのやり取りは、基本、求職者自身で進める必要があります。

そのため、IT業界での実績を活かして更なる年収アップを目指す経験者には適していますが、転職活動が初めての方や、エージェントによる手厚いサポートを必要とする方には、他のサービスをおすすめします。ある程度の経験を持つIT人材であれば、豊富な求人の中から自身のキャリアプランに合った案件を見つけることができるでしょう。

【レバテックキャリア】初回紹介で内定率90%！実績重視の人におすすめ

タイプ	エージェント型
利用料	無料
公開求人数	38,988 件 （2025年3月7日時点）
非公開求人数	ー
対応エリア	関東、関西（大阪）、東海（名古屋）、九州（福岡）を中心に全国
運営会社	レバテック株式会社
許可番号	13-ユ-308734

レバテック株式会社が運営する「レバテックキャリア」は、40代のIT・Web業界エンジニアやデザイナーの転職に特化した、業界最大級の転職サービスです。

20,000件以上の求人を保有し、特に40代の経験者の強みを活かせるポジションを多数取り扱っています。

40代のIT人材の転職では、若手とは異なる強み（プロジェクトマネジメント経験、業務知識、問題解決能力など）を持っていることが評価されます。そのため、プロジェクトマネージャーや技術リーダー職、上流工程中心の設計職、技術統括職など、経験を活かせるポジションへの転職実績が特に豊富です。

また、リモートワークや副業可能な企業、大手企業の自社開発案件など、40代のワークライフバランスも考慮した求人も多数取り扱っています。

支援の特徴は、IT業界経験者による専門的なキャリアカウンセリングです。年間10,000回以上の企業訪問と7,000回以上のヒアリングにより、職場の年齢構成、マネジメント比率、残業の実態、技術スタックの詳細など、現場の生の情報を把握しています。約50職種、90スキルによる細かな求人検索が可能で、初回紹介での内定率は90%と高い実績を残しています。

レバテックキャリアでは、求人紹介だけでなく、必要に応じて技術動向や市場価値を高めるためのアドバイスも提供しています。40代ならではの経験とスキルを活かしながら、新たなステージへのキャリアアップを実現したい方におすすめです。

【Direct type】ITエンジニア完全特化！スキル重視で選びたい人に◎

タイプ	スカウト型
利用料	無料
公開求人数	約1,600件 （2024年12月時点）
非公開求人数	ー
対応エリア	東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に全国
運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
許可番号	13-ユ-040590

Direct typeはITエンジニアの転職に特化したサービスです。

経験者向け（目安3年以上の求人が多い）の求人が半数以上を占めているため、エンジニアの経験・スキルがある40代の方にはおすすめの転職サイト。

スカウト型の転職サイトなので、経歴や希望条件を登録しておくだけで企業から直接スカウトが届くので、仕事が忙しくて転職活動に時間を割けない40代にもぜひ使ってほしい転職サイトです。

上記にもお伝えしたとおり、ダイレクトタイプはスカウト型転職サイトなので、経験・スキルが少ない40代のエンジニアの方にはあまりおすすめできません。（目安としては経験が3年ほどあると良いでしょう。）

経験やスキルがないと、企業からのスカウト自体がこないため、自信がない方はGreenに登録してみてください。

40代の転職成功者の体験談一覧

40代で実際に転職に成功した方にインタビューをし、以下の内容の伺いました。

転職サービスに登録してから内定を貰えるまでの流れを、実際に紹介してもらった求人紹介なども合わせながらリアルにご紹介していきます。

「40代で転職をしたら、どのくらいかかるんだろう」「どのくらいのスペックが必要なんだろう」「スペックに対してどのくらいの年収を狙える？」などの疑問が解消される内容となっております。

ぜひ、参考にしてみてください。

【ハイクラス型】46歳/女性/2ヶ月で年収500万の事務職へ転職成功

▼当時の私のスペック

私の転職当時の状況
年齢	46歳
転職回数	2回
当時の年収	550万
経験・スキル	・建設業で事務（派遣）：５年 ・建設業で事務（正社員）：11年 ・建築会社（建設業）で安全関係事務（正社員）：1年
希望業種	不問（振り返ると、建設業を重点的に見ていた気がします。）
希望職種	総務職、経理職
希望条件	【絶対条件】総務、経理職（特に経理職） 【その他条件】 ・年収の現状維持（もしくは500万～550万） ・キャリアアップできる環境
利用していた転職サービス	ビズリーチ、doda、パソナ、日経転職

【結論】2ヶ月で転職成功！事務職歴17年で年収500万の総務職から内定獲得

年収は前職よりも下がってしまいましが、希望の総務職に転職することに成功しました。

前職と転職後の変化がこちら↓

	転職前	転職後
業種	建設業	製造業
職種	事務（安全関係）	総務
年収	580万	500万

年収が下がってしまったことに対しては正直、少し不満ですが、総務職への転職希望が絶対条件だったことや、「40代　総務事務職　年収」の平均が500～520万あたりだったので妥協しました。

転職理由

転職を決めたきっかけは、「スキルアップできる環境がない」と気付いたためです。

建築会社に転職した際に、総務採用だったはずが、何故か安全関係事務に...。

総務・経理業務に希望を出しましたが、『総合職への異動等は行わない』と言われ、「スキルアップできないなら」ということで、入社して早々ではありましたが転職を決意。

建築会社へ転職した際にもビズリーチを利用したので、今回もビズリーチに迷わず登録しました。

dodaやパソナにも登録しましたが、ビズリーチや日経転職のように、自分軸で転職活動ができる方が私には合っていた気がします。

2ヶ月で内定を貰えるまでのスケージュール

私が2ヶ月で内定を貰えるまでのスケージュールはこちらです↓

	ビズリーチで2ヵ月で内定をもらうまでの流れ
11/16	希望求人へ応募（企業へ直接応募）
11/18	書類選考通過メールと同時に、一次面接の日程調整メール
11/19	・WEB面談（zoom）に日時確定 ・履歴書・職務経歴書送付依頼される
11/20	履歴書・職務経歴書送付
11/25	・WEB面談（zoom） ・「実際に会って面接したい」と言われ、対面面接ができる日程を確認
12/6	一次面接（対面）
12/26	採用条件が、応募要件と若干違う内容も含まれていたため、基本給の額も含め確認。 希望年収より下がるため、1/8までの検討期間をいただいた。
1/5	再度、WEBでお話しする機会を提案される
1/7	再面接（WEB面接）
1/8	内定確定（再採用条件の提示を了承）
1/10	現職へ退職の意思を伝え、退社日調整
1/17	退社日が確定し、可能入社日を先方へ伝える

STEP１：希望条件に合っているスカウトに返信する

ビズリーチでは、ヘッドハンター（他社の転職サービス）や企業からスカウトを貰うことができるのですが、スカウト内容は、ヘッドハンターも企業も、希望条件にしっかり沿っていた印象です。

▼実際にもらったスカウト内容

良いな、と感じたスカウト内容に返信し、面談をする、という流れです。

ヘッドハンターの方との面談は、経歴と転職理由、希望条件、簡単な職務経歴書の添削を含め、大体３０分程度。その後に、希望に沿った求人をいくつか提案していただき、応募をするという流れでした。

ただ、次章にて詳細はお伝えしますが、ヘッドハンターを通して応募した求人は一つも書類選考が通りませんでした...。

▼実際のヘッドハンターの方とのやり取り

STEP2：企業からのプラチナスカウトは絶対に見逃すな！

▼実際にもらったスカウト一覧

ビズリーチでは沢山のスカウトをいただきましたが、見るべきスカウトは企業スカウトからのプラチナスカウト※のみだと思います。
※プラチナスカウトとは、「選考書類不要」「面談確約」が確約されており、通常スカウトに比べて内定につながりやすいスカウトです。

私がそう感じた理由には2つあります。

まず一つ目に、企業からのプラチナスカウトに応募したものは全て書類選考通過することができました。逆に、ヘッドハンターを通して15件応募した求人は全て「書類選考落ち」という結果に。

それもそれのはず、企業からのプラチナスカウトは、企業の採用担当者が職務経歴書を見た上で送られてくるスカウトなので、スカウトが届く＝書類選考通過ということなんです。

企業からのプラチナスカウトは面接が確定しているので、必ず中身を確認するようにした方が良いです。

2つ目に、時間を削減できるためです。

ビズリーチに登録をしていると、通常スカウトやたヘッドハンターからのスカウトやらで沢山のスカウトが届きます。

全てに目を通していると、時間がいくらあっても足りないので、面接が確約されている企業からのプラチナスカウトのみ確認するだけでも大分時間が短縮されますよ。

STEP3：企業からのプラチナスカウトに返信し、面接日程を決める

▼実際の企業とのやり取り

企業からのプラチナスカウトに返信すると、面接もしくは面談の連絡が入ります。

私の場合、WEB面談（zoom）の案内がきた後に対面での一次面接の案内がきました。その後二次面接はなく、一次面接でほぼ内定確定という形となりました。

STEP4：採用条件が希望条件と合わない場合は、企業と相談

一次面接の時点でほぼ内定をいただけたのですが、想定年収が希望の500万～より下回っていたため、一旦、保留とさせていただきました。

その後に、再度企業と面談をし、研修6ヶ月後に再度、給料の見直しをしていただけるとのことで内定を承諾。

少しでも「違うな」「100%満足できる採用条件じゃあない」と感じたら、まずは企業に相談しましょう。

他の転職サービスと比較してみて

私はビズリーチ以外にもdoda、パソナ、日経転職に登録をしており、特にビズリーチとdodaを中心に利用していました。

この2つの比較してみて感じたことは、ビズリーチの方が書類選考通過率が高かった、ということです。

dodaでは100件近く応募したのに対し、10件ほどしか書類選考通過しませんでした。一方、ビズリーチの方では20件応募した内、5件書類選考通過。

つまり、書類選考通過率10％のdodaに対し、ビズリーチの書類選考通過率は25%ということです。

さらに、企業からのプラチナスカウトに応募すれば書類選考通過率は100%です。

ビズリーチはスキルや経験が豊富な人向けの求人がほとんどですが、経験やスキルがある程度あるという40代の方は、ビズリーチで転職すれば効率良く、良い企業が見つかるかもしれません。

【特化型転職】43歳/男性/スキルを活かしたサービス管理責任者へ転職成功

▼当時の私のスペック

私の転職当時の状況
年齢	42歳
転職回数	4回
当時の年収	600万
経験・スキル	・重度知的障害者支援施設（非常勤）：３年 ・小規模授産施設（正社員）：２年 ・同法人就労継続支援B型（正社員）：１６年 ・同法人生活介護（正社員）：１年
希望業種	福祉・介護
希望職種	※就労継続支援B型のサービス管理責任者 ※就労継続支援B型・・・疾病や障害などで一般企業で働くことが難しい方に対し、就労の機会や生産活動の場を提供するサービス
希望条件	【絶対条件】資格（サービス管理責任者・社会福祉士）を活かせる仕事 【その他条件】 ・年収の現状維持 ・残業少なめ/なし
利用していた転職サービス	ケア人材バンク、介護ぷらす、ネオキャリアナイス！介護事業部、ジョブメドレー、サビ管転職のミカタ

【結論】3週間で転職成功！福祉歴20年以上の経験で年収470万のサービス管理責任者へ

年収は前職よりも下がりましたが、今後、年収UPの見込みがあることと、希望のサービス管理責任者の職に就けたので大満足しています。

また、残業もなく、職場環境もとても良いので転職して良かったです。

前職と転職後の変化がこちら↓

	転職前	転職後
業種	福祉・介護	福祉・介護
職種	職業指導員	サービス管理責任者
年収	600万	470万
残業	20h/月	0h/月

転職理由

転職を決意した理由は、上司（施設長）の利用者や保護者、職員に対して横柄な態度に耐えられなくなったためです。

また、現場で直接支援をするわけでもなく、管理職でもなく、なんとなく日々過ごしている状態だったこともあり、「もっと自分のスキルを活かせるん場所に行きたい！」という思いで転職を決意。

福祉分野では20年以上の経験を積んでおり、現場職員として直接支援やサービス管理責任者、相談支援専門員として計画相談など、スキル・経験は豊富な状態でした。

3週間で内定を貰えるまでのスケージュール

私は今回、ケア人材バンクから3週間で内定をいただくことができました。3週間で内定を貰えるまでのスケージュールはこちらです↓

	ケア人材バンクで3週間で内定をもらうまでの流れ
3/26	サイトに登録
3/27	担当者から連絡が入り、電話で詳細説明
3/29	LINE上で数件求人紹介有。その中でから気になる求人に1件応募
4/8	応募した企業から連絡が入る。担当者と給与面の相談をする
4/15	WEB面接をし、当日に内定獲得

STEP１：担当者と転職軸をしっかりとすり合わせる

ケア人材バンク登録後に、すぐに担当者から連絡が入り、面談日程を決めたました。

担当者さんとは以下の内容を元に転職軸のすり合わせを行いました。担当者の方も行政として障害福祉に関わっていた経験があったことから、様々なアドバイスを下さいました。

また、本当に親身になっては話を聞いてくださっているのがわかる方だったので、とても好印象でしたね。

【面談で話した内容】

• 自分の資格から就きたい職
• 強み
• 退職理由
• 給与面（私の妻が一番気にしていた部分）

STEP２：面談内容を元に求人紹介＋内容のすり合わせ

▼ケア人材バンク担当者からの実際のLINE

ケア人材バンクさんの良かった部分は、「求人を紹介して終わり」ではなく、中身が希望に沿っているかの確認を常に行ってくれたところです↑

紹介していただいた求人も基本的には希望条件に沿っており、紹介求人数も7件ほどと、そこまで多くなかったので、自分の興味のある求人を選びやすかったですね。

▼実際に紹介してもらった求人例

STEP3：企業面接

1件のみ応募をした結果、その企業との面接がすぐに決まりました。

ただ、給料が前職の600万よりも大幅に下がる（470万）部分が懸念点でしたので、担当者の方へ企業面接前に相談をしました。

担当者の方がその後、すぐに先方の採用担当者の方と相談をしてくださり、「将来的に、希望金額にあげる」という交渉をしてくださったので、安心して企業面接を受けることができました。

結果、その場で内定を獲得することができ、サイト登録から3週間で内定をもらうことができました。

【特化型転職】43歳/女性/未経験から美容師アシスタントへ転職成功

▼当時の私のスペック

私の転職当時の状況
年齢	42歳
転職回数	4回
当時の年収	400万
経験・スキル	・製造業でOA事務兼CAD（正社員）：１６年 ・美容学校で美容師の免許を取得 ・美容業で美容部員（正社員）：６ヶ月 ・通信業で事務（正社員）：１年 ・金融業で保険営業部員(正社員)：８ヶ月
希望業種	美容
希望職種	美容師アシスタント
希望条件	【絶対条件】シフト制で週2〜3休める 【その他条件】 ・通勤が20分以内 ・給料面（ダブルワークを検討していたので、100万程度）
利用していた転職サービス	beauty mirai agent

【結論】1週間で転職成功！未経験から美容師アシスタント職をゲット！

未経験ではありましたが、なんとたったの1週間で美容師アシスタント職から内定をいただくことに成功！

前職と転職後の変化がこちら↓

年収はかなり下がっていますが、ダブルワークをするつもりでしたので年収100万あたりを目指していました。

	転職前	転職後
業種	金融	保険営業
職種	美容	美容師アシスタント
年収	400万	100万
出勤日数	5日/週	2〜3日/週

転職理由

転職理由は「人生一度きりだし、自分の好きな仕事をしたい！」と思ったことがきっかけです。

以前より美容業界は憧れており、実は一度だけ美容部員として半年だけ働いたことがありました。しかし、思っていた以上に大変な仕事で途中で挫折してしまい、事務職へ後戻り...。

ただ、その後も美容業界で働きたいという気持ちが消えず、美容師の免許を数年前に取得していたこともあり、美容師アシスタントとして転職先を探すことを決めました。

1週間で内定を貰えるまでのスケージュール

未経験ではありましたが、なんとたったの1週間で美容師アシスタント職から内定をいただくことに成功！

前職と転職後の変化がこちら↓

年収はかなり下がっていますが、ダブルワークをするつもりでしたので年収100万あたりを目指していました。

1週間で内定を貰えるまでのスケージュールはこちらです↓

	beauty mirai agentで1週間で内定をもらうまでの流れ
6/12	サイトに登録
6/13	担当者から連絡が入り、LINE電話で詳細説明。その場で2件求人応募
6/14	2社から一次面接の連絡/日程調整
6/17	一次面接（1社目）/内定獲得
6/20	一次面接（2社目）/内定獲得

STEP１：担当者との面談中に紹介求人に2件応募

▼面談中に担当者が送ってくれた求人一覧

beauty mirai agent登録後に、担当者からLINEで連絡が入り、30分程度の面談が行われました。

どんな現場を希望か、仕事内容などの要望を聞き出してくれ、LINE通話をしながら、求人を8件ほど紹介してくれました。

詳細に仕事内容を教えてくださったので、当日の内の2件求人に応募することができました。

STEP２：企業との面接日程日確定＋書類添削

▼担当者との実際のやり取り

応募した次の日には企業からの面接案内の連絡が入りました。

面接日程が決まった後は企業に持っていく書類添削をしてもらい、かなりスムーズに進めていただけたと思います。

年齢で断られてしまった求人もあった

スムーズに2社から内定をいただくことができたので、実は他にも1件応募をしていた求人がありました。

ただ、その求人からは「年齢とアシスタント希望という点から採用が難しい」とお見送りになりました。

▼実際のメッセージ

私が探していた職が美容師であったこともあり、長時間の立ち仕事が中心となるため、体力が必要＝年齢を見られたのかと思います。

もちろん、他の2社は年齢に関係なく採用をしてくださったので、全ての企業が年齢を気にするわけではないですが、職種によっては40代という年齢が引っかかってくる場合もあるんだな、実感しました。

【一般】46歳/男性/タクシードライバーから同業種転職で年収170万UP!

▼当時の私のスペック

私の転職当時の状況
年齢	46歳
転職回数	3回
当時の年収	250万
経験・スキル	・鉄道業で現業職（正社員）：１５年 ・ホテル業のフロント・支配人（正社員）：１年 ・タクシードライバー（正社員）：２年
希望業種	鉄道会社（コロナ渦でしたので、あくまでも”希望”でした）
希望職種	事務、公務員（コロナ渦でしたので、あくまでも”希望”でした）
希望条件	【絶対条件】兵庫(神戸市、阪神地区)と大阪市内 【その他条件】 特になし
利用していた転職サービス	en転職、リクナビネクスト、マイナビ転職

【結論】3ヶ月で転職成功！コロナ渦だったが、希望条件を最小限にしてすぐに内定獲得

コロナ渦でしたが、職種や業種を特に問わず、希望条件も地域指定のみで転職活動を行った結果、3ヶ月ほどで同業種の転職に成功しました。

また、結果的にはかなり年収UPもすることができたので満足しています。

前職と転職後の変化がこちら↓

	転職前	転職後
業種	運輸	運輸
職種	タクシー	役員付けドライバー
年収	250万	420万
勤務地	大阪市内	大阪市内

転職理由

転職理由は、コロナによる影響でタクシー業に影響が出たためです。

同僚の方も全員ではありませんでしたが、1割ほどの方達が私と同様に転職活動をしておりました。

コロナ渦でも3ヶ月で内定を貰えるまでのスケージュール

私は、en転職にてドライバーのアウトソーシング業から、役員付けドライバー職を獲得することに成功しました。

コロナ渦で仕事が激減し、とにかくすぐにでも仕事が欲しかった私は、職種・業種問わずに転職活動を行っておりました。

希望条件が勤務地のみでしたので、en転職サイト登録後はわりと沢山の業種から求人がきていたのを覚えています。

やはりドライバー以外の職が多かったのですが、一つだけ経験活かせるドライバー職の求人があったのですぐに応募。

３～５日ほどしてからWEB面接での日程調整の連絡が入り、すぐに一次面接の日程が決まりました。

私はタクシー業での経験が2年あったこともあって、WEBでの一次面接では簡単な自己紹介、経歴の確認、質疑応答があったのみで、内定をいただくことに成功しました。

en転職と他社の転職サービスを比較

私は、en転職以外にリクナビネクスト、マイナビ転職にも登録をしていましたが、en転職が一番希望と合っている求人が多かったです。

リクナビネクストもマイナビ転職も職場の雰囲気の掲載が有るのですが、サービス業の求人があまりヒットしなかった反面、en転職ではサービス業の求人が多かったこともポイントが高かったですね。

あとは、求人の質も良かったと思います。

かつて、違う転職サイトで入った会社さいには、あまり良い職場に巡り合えなかったのですが、今回のen転職ではとても良い職場に出会うことができました。

40代転職成功するための成功ロードマップ

本章では、「40代転職成功ロードマップ」を、上記の図に沿って解説をしていきます。

解説に入る前に、40代の転職の現状について簡単にご説明させていただきますね。

結論から申し上げますと、40代の転職で成功するには、スキル・経験の棚卸しが大切です。

まず、 厚生労働省が発表した「年齢別の転職成功率」をまとめた表をご覧ください↓

年齢	男性	女性
25～29歳	15.6％	19.1％
30～34歳	10％	14.2％
35～39歳	8.5％	12.4％
40～44歳	6.3％	11.4％
45～49歳	5.3％	8.9％

上記の表からもわかるように、20代に比べて40代の転職は難しめであることがわかります。

これは、40代は”プレーヤー”としての期待ではなく、マネジャーや経営、管理職など、高い経験やスキルを期待する企業が多いため、転職のハードルがどうしても上がってしまいます。

また、20代比べて40代は”家庭”を築いている人が多くいます。そのことから、年収面で企業と折り合いがつかない場合が多いのも理由の一つです。

ただ、40代はスキル・経験が若者に比べてあるため、年収UPしやすいことも事実です。実際に、転職後に年収UPした割合は、40 ～ 44歳で38％、45 ～ 49歳で34.2％という結果となりました。

しっかりと自分のスキル・経験を活かせる職を見つけることが鍵となってきます。

参考元：厚生労働省　令和5年「雇用動向調査結果の概要」

１．市場価値調査をする

40代の転職で企業が求めることは「経験・スキル」です。

特に、異業種転職を考えている方は、自分にはどんな経験・スキルがあるのかを棚卸ししましょう。

同業種の転職を考えている方でしたら、「40代　〇〇（職種名）　必須スキル」などで調べてみて、一般的に市場が求めるスキル・経験と自身の経験・スキルが見合っているかのすり合わせを行いましょう。

２．希望条件を優先順位付け

自分のスキル・経験と希望条件のすり合わせを行いましょう。

冒頭でもお伝えしましたが、「40代転職が難しい」と言われている理由の一つに、20代比べて40代は”家庭”を築いている人が多く、そのことから、年収面で企業と折り合いがつかないことがあげられます。

一般的な希望条件には、以下の条件があげられます↓

当然、「未経験分野へのチャレンジ」の場合は、スキルや経験がない業界・業種への挑戦となるので、年収UPを一緒に目指すことは難しくなってきます。

その際に、「自分は”年収UP”と”未経験分野へのチャレンジ”」どちらの方が優先か？と天秤にかけ、絶対に譲れない希望条件を探していきましょう。

他の条件も同様の方法で、複数の希望条件と照らし合わせながら転職の目的（絶対希望条件）を探すことが大切です。

３．自分に合った転職エージェントを探す

ご自身の経験・スキルの棚卸しと希望条件の優先順位つけができたら、自分に合った転職エージェントをさがしましょう。

まずは、「40代におすすめの転職エージェントランキング」を参考に探してみてください。

転職エージェントごとに特徴やサポート力、向いている人を表にしています。

また、一目でわかるフローチャート図もありますので、一緒にご参照ください。

４．40代の採用に積極的な企業を見つける

「ミドル層を積極採用中」「ミドル活躍中」「経験者歓迎」「経験者募集」「年齢不問」などの記載がある求人を中心に見てみましょう。

因みに、このステップは、スカウト型転職サービスや検索型転職サイトを選んだ「自分のペースで転職活動を進めていきたい」という方向けです。

担当者がつく転職エージェントを利用する方は、このステップは全て担当者が行ってくれるので特に気にしなくても大丈夫です。

５．応募先企業を研究する

企業とのミスマッチを防ぐために、しっかりと企業研究・分析を行いましょう。

以下の5つの点を中心に企業研究を行うと、面接の時にもスムーズに答えることができます。

• 自分のスキルや経験が活かせる場が企業にはあるか
• 昇進制度や福利厚生、給料面が自分の希望条件と一致しているか
• 企業の事業内容、歴史、働き方に賛同・興味をもてるか
• 企業の市場動向や財務状況
• 企業の口コミ評判

６．応募書類を作成

自分の経験・スキルを最大限にアピールした書類を作成しましょう。

40代の転職では、専門的スキル・マネジメントスキル・プロジェクト管理能力・コミュニケーション能力が強く期待されます。

例文も用意しましたので、以下の例にならって「実績や評価」「スキル」が伝わる書類を作成しましょう。

また、実績では数字を意識して記載するようにしましょう。

▼40代の職務経歴書の例文

会社名	MoreJob株式会社
期間	19××年×月～20××年×月
資本金	1,000万円
従業員数	200名
業種	人材コンサルティングサービス
経験職種	経理
雇用形態	正社員
役職	課長
職務内容	■19××年×月×日　MoreJob株式会社　入社　 入社時研修の後、総務部経理課に配属 経費精算、伝票処理、伝票起票、月末処理を担当 ■19××年×月×日　総務部経理課主任に就任 伝票処理や仕訳入力などの基礎業務だけでなく、経理業務の全体像を理解し、業務効率化や改善に積極的な取り組みが評価された 会計処理:領収書、伝票、請求書などの会計処理 給与計算:給与計算、社会保険手続き、年末調整 社内情報の発信、社外との連絡、取引先への対応 部下の指導（部下15人）：業務指示、指導、評価、育成 ■20××年×月×日　総務部経理課係長に就任 部下の教育と、経理システムを導入し、作業を効率化業務を効率化、経理業務における問題点の早期発見と解決の行動力が評価された 課内の業務の進捗管理 給与計算:給与計算、社会保険手続き、年末調整 売上台帳の管理や契約データの確認 課内の業務の進捗管理 部下社員の人事評価や勤務・勤怠管理 部下の指導（部下30人）：業務遂行に関する指導、助言、承認 ■20××年×月×日　総務部経理課課長に就任 部下5名の昇進、帳票類の作成を2日短縮し経営戦略に有効なツールを作成、目標達成に向けて適切な指示やフィードバック、スケジュール管理が評価された 経理業務全体を管理し、組織の財務状況を把握 経理業務の進捗状況を把握し、問題が発生した場合は対応 運営管理全般、文書管理、法令対応、広報、資産管理 課内の業務の進捗管理 部下社員の人事評価や勤務・勤怠管理 部下の指導（部下30人）：業務遂行に関する指導、助言、承認

※転職経験がある場合は、同じ形式で経験した企業でのスキル・経験を記載していく

７．転職理由

40代に限った話ではありましたが、転職理由は必ずポジティブに伝えることを心掛けましょう。

例えば、40代で多いとされている転職理由を以下のように言い換えてみました↓

給与の低さ	スキル・経験を正当に評価してもらえる環境を求めて 自身の成長と収入面のバランスを実現するため
人間関係	チームワークを重視する職場で働きたいと感じた 価値観の合う組織で、より良い人間関係を築いていきたい
成長できる場がない	れまでの経験を活かしつつ、さらに成長していきたい 現状維持ではなく、常に前進したいとい
会社の将来性への不安	長期的なキャリア形成を見据えての判断 安定だけでなく挑戦もできる企業に身を置きたい
労働時間	家族や自分の時間を大切にできる働き方を実現したい 効率と成果を重視する働き方にシフトしたい

８．転職がうまくいかない場合は、原因を調べる

なかなか内定が貰えない場合、「自分のスキル・経験と希望条件が合っているか」「企業研究をしっかりしているか」「面接対策ができていたか」「志望理由は正当なものか」など、振り返りをしっかりしましょう。

原因もわからずに、同じことを繰り返していても内定は獲得できません。

転職エージェントを利用する方は、不採用理由を担当者から聞いたり、書類を再度添削してもらうのも良いでしょう。

また、スカウト型転職サービスや転職サイトを利用する方も、転職がうまくいかない原因を見つけるために転職エージェントに登録するのもアリです。

転職エージェントには、その手のプロフェッショナルのアドバイザーが沢山在籍しています。

登録は無料なので、添削をお願いするために転職エージェントを利用するのも良いですよ。

意外と、転職エージェントのアドバイザーに求人を探してもらった方が早かった、という場合もあります。